【魔d!】召喚した悪魔が魔ジでしつこい【rd】 (ページ9)

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7話ページ9

sho「断ろう」

『あ、シャオロン君も誘われた感じ？』

sho「え？Aも？」

"罰"という紙を頭に貼り付け、私に目を向けるシャオロン君

さっき思いきり寝てたからなぁ

『うん。グルッペンさん怖いよね』

sho「怖いというか、ヤバイよな」

『うんうん』

「お姉さん可愛いね。今からデート行かない？」

シャオロン君と話していると、私の肩に誰かがトンと手を置いた

『ﾋｪｯ！！痴漢！！』

「えっ、」

『触らないでくださいっ！！初対面なのによく出来ますね！』

初対面で触る人いる？？

「いやっ！ちゃ、ちゃいますやん！？皆そんな目で俺を見ないでぇ！」

sho「おまっ、フられとるやんっ…！」

慌てる変態を目にシャオロン君はお腹を抱えて笑う

「ご、ごめんな〜？」

『無理です許しません』

「ちゅめたい…！」

sho「んじゃ、一緒に断りに行くか？」

『いや、私もう会いたくないから…。それじゃあ、また』

「ちょ、俺の事無視せんで？」

sho「えぇ…。そっかぁ。また明日な」

シャオロン君に手を振り、廊下を歩く

「待ってぇ…！！せめて名前だけでも！僕、僕ウツです。同級生やから敬語外して？な？」

『……ふふ、ごめんね？ちょっと意地悪した。よろしくねウツ君』

触られるのは嫌だったけど、この人は面白そうだ

シャオロン君がスルーするもんだからつい、私もそれに乗ってしまった

私はウツ君に笑顔を向ける

ut「あ、アカンっ…俺のハート持ってかれる」

sho「え、お前ガチの顔しとるやん」

『？』

何がガチなのだろうか？

ut「な、何でもないで！？また明日な」

そう言うと私に微笑んでくれた

『！』

友達が2人もできて、その日はなんだか機嫌が良かった