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俺は毎年この日になると彼に逢いに行く。





彼が好きだと言っていた花、向日葵を添えて、

手を合わせ、目を閉じる。







「…健永、久しぶり。
そっちはどう?楽しくやってる?

…俺はね、
大変だけど、まぁなんとかやってるよ。」























「眼を閉じるだけで… すぐ逢えるから。

だから、

寂しくないよ」



いつの日だったか
君は、そんなこと言ってたよな。






 


いつも、
俺が泣いてて、
キミは笑ってた。
 

いつだってキミは、
俺の事ばっかり気にかけて、笑いかけてくれた。









キミと出会って俺は変わった。
沢山笑うようになった。



嬉しい時も、
楽しい時も、

悲しい時も、
辛い時も、



笑ってたら楽しくなるよ。
笑ってたらいい事があるよ。



キミがそう教えてくれたから。








 








──────────高嗣!







満面の笑みで俺の名前を呼ぶキミ。








また逢えたね。










俺も笑った。
















 


 




これは、
そんな彼と過ごした日々の物語。





 











※ほぼ二階堂さん視点で進みます。
二階堂さん以外に変わる時のみ、sideで表します。執筆状態:連載中

















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わたたい(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2022年7月6日 19時) (レス) @page3 id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:animal_12 | 作成日時:2022年6月8日 14時

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