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「なんなん、ほんま」
『んっ、、』
首をこてんとかしげてまっすぐな目でそう言ったAがかわいくて唇を重ねた。きっと"愛しい"ってこういう時に使うねやろな。肩を叩かれて離した唇からは、どっちのかわからん糸が引いてて正直めちゃくちゃそそられる。
『、もう、な、んで、急にすんの、』
「かわいい顔してかわいいこと言うからやん」
『だ、からって、長い必要はないじゃないですか、』
「なんで敬語なん(笑)」
照れて敬語になるAにもう一度触れるだけのキスを落とした。あーーほんまかわいい。なんでこんなかわいいんやろ、こいつ。
「ほんで？話ってなんなん？」
『えへへ、じゃん！』
ようやく息を整えたAが効果音付きで見せてきたのは新しいドラマの台本。、やねんけど、めちゃくちゃ見たことある。ていうか俺もおんなじの持ってる。……え？
「え？は？なんで？」
『んふふ、あたしの次出るドラマ！』
「……え？ほんまに？ドッキリとかじゃなくて？俺のんパクったとかじゃなくて？」
『なんでそんなめんどくさいことすんのよ(笑)』
「え？おんなじドラマ出んの？」
『そうみたい(笑)』
「うそやん、」
嬉しさでニヤける顔を必死で抑えるけど、おんなじようにニヤニヤするAの顔を見るにたぶん抑えきれてないんやと思う。
共演経験のある正門や大晴が羨ましかった。私情とかそんなんは抜きに"白坂A"と一緒に仕事がしたかった。まあちょっとは私情も入っとうけど。でも、やっとや。やっと一緒に仕事できるんや。
『んへへ、お仕事でもよろしくね？』
「おんなじシーン多いっぽいし楽しみやな」
『あ、いきなり話しかけて来たらあかんからね？』
「は？なんでやねん」
『なんでもなにもいきなり距離近かったら確実に怪しまれるでしょ？』
「せっかくおんなじ現場やのに話されへんのきっついんやけど」
『それはあの、、おうち帰ってきていっぱい話せばいいんじゃないですかね？』
「今日ちょっとかわいすぎませんかね？」
『そんなこと無いと思うけど、……誠也くんに会うの久しぶりやからたまには素直に甘えてみようかなぁとは、思ってます、』
「あー、あかん、無理。ベッド行こ」
『連れてってほしいなぁ、なんて言ったら迷惑ですか……？』
「ほんまなんなん、今日？ん、行くで」
差し出した手にそっと指を絡めてきたAをそのまま抱き上げて寝室へと向かった。
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てと(プロフ) - 大変失礼致しました。設定変更させて頂きました。ご指摘下さった方々ありがとうございました。 (2022年10月22日 14時) (
レス) id: c558a54b1b (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑雲 - オ.リ.フ.ラ立ってます、、！外さないと違反になってしまいますよ〜^^; (2022年10月22日 12時) (レス) id: 375c64130e (このIDを非表示/違反報告)
オシヒカリ(プロフ) - オリ/フラ立ってますよ… (2022年10月22日 10時) (レス) id: dcc6542c5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てと | 作成日時：2022年10月22日 2時
