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知らない世界 3 ページ5

ガチャ

蘭「失礼します。ほらA」

『あっ、えと、失礼します!』

蘭丸お兄ちゃんに背中を軽くおされ
挨拶する
ここにいるのは蘭丸お兄ちゃんと私と
さっき聞こえた社長さん?3人だと思ったけど
違うみたい。人の気配がいっぱいする

社長「全員揃いましたネ〜!じゃああとはmr黒崎
よろしくなのネ!」

社長さん(多分)に蘭丸お兄ちゃんの名前を呼ばれる。何だろう?

蘭「こいつは俺の妹のAだ。レン、真斗、今日からこいつはてめぇらと一緒に住むからな」

レン?真斗?

何処かで聞いたことのある名前で
何だか懐かしい

レ?「ん?蘭ちゃん、Aって、あのAかい?」

真?「な、神宮寺、知り合いか?」

声も何処かで聞いたことがある
少しあの時よりは大人っぽいけど

蘭「てめぇら二人とも知ってるはずだ。昔4人で遊んでただろ?覚えてねぇのか?」

昔4人で……?

あっ!

『もしかして…あの神宮寺財閥と聖川財閥のレンくんと真斗くんですか!?』

レ「!レディ!やっぱり!
変わってないねでも昔よりずいぶん綺麗になったんじゃないかい?可愛い」

レンくんは昔のように私の頭をポンポン
と撫でる
きっと私よりずいぶん背が高くなったんだろうな〜

真「Aか…ひさしぶりだな。元気だったか?」

『真斗くん?大人っぽくなったね〜』

声のトーンが昔より遥かに低い
男の人って感じの声
でもやっぱり変わってないなぁ…

そんなことを思っていると

?「ねぇ蘭丸、その子蘭丸の妹なの?」

知らない声が後ろから聞こえた

蘭「おう、今日から俺らの作曲家になるって日向さんは言ってたな」

え…お兄ちゃん?
今さらっと凄い重要なこと言わなかった?

『ら、蘭丸…?お兄ちゃん…?作曲家って……?』

蘭「ん?言ってなかったか?今日からお前は
俺達のグループ、カルテットナイトの作曲家になるっつーことだ。お前ずっと言ってたじゃねーか、俺達の作曲家になりたいって」

言ってたかも知れないけど!!
突然すぎるよお兄ちゃん!!

藍「そ、まぁそう言うことなら自己紹介をしておかないとね。僕は美風藍よろしく」

クールな人だなぁ…しかももう私が作曲家になる事決まっちゃってるし…ま、作曲は目が見えなくても出来るし楽譜はお兄ちゃんに書いてもらえばいいし楽しそうだからいっかな?

『よろしくお願いします、美風さん?』

藍「藍でいいよ、堅苦しいし」

『じゃあ藍ちゃんね!』

藍ちゃんは『うん』と言った
その声は優しかった

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作者名:白兎 | 作成日時:2016年1月5日 19時

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