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知らない世界 2 ページ4

今日は朝から蘭丸お兄ちゃんの事務所に呼ばれていた。何故私が呼ばれたのかはわからないけど蘭丸お兄ちゃんがいたら安心だよね

『ねぇ、蘭丸お兄様、もうすぐつきますか?』

蘭「おう、あとちょっとだ。つーか、様って…
無理して敬語しゃべらなくでもいいんだぜ?」

『大丈夫じゃないよ!!蘭丸お兄ちゃんの事務所はアイドル事務所だよ!?ご迷惑かけたら蘭丸お兄ちゃんにまで迷惑かけちゃうもん』

蘭「………」

あ、絶対今蘭丸お兄ちゃん
こいつ、変なとこ律儀だよな…
って思った!

蘭「思ってねぇよ」

『あれ!?声に出てた!?』

蘭「お前の考えてることは大体顔でわかる」

『凄いですね!蘭丸お兄様』

蘭「んなの当たり前だ。何年お前と一緒にいたと思ってんだよ」

嬉しそうに笑う蘭丸お兄ちゃん
そういうお兄ちゃんが私は好きだよ

すると蘭丸お兄ちゃんは突然足を止める

『?蘭丸お兄ちゃん?』

蘭「ん、ついたぜ」

えっ、もうついたの…?

そうおもいながらもお兄ちゃんについていく

蘭「あ、そこ段差があるから気を付けろよ
A」

丁寧に場所まで案内してくれる蘭丸お兄ちゃん
優しいなぁ…


コンコン

蘭丸お兄ちゃんが扉を叩く
部屋についたのかな?

「入ってマース」

中から不思議な声の男性が
返事をした

蘭丸お兄ちゃんは入るぞと小さく私に言って
扉を開いた

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作者名:白兎 | 作成日時:2016年1月5日 19時

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