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気がのらねぇ ページ13

Aは嶺二達に預けてるから問題ねぇ
もし何かあったら電話するように言ってあるし
仕事をさっさと終わらせて早めに迎えにいくか

今日の仕事は3つある
今は2つめの仕事が終わったところだ

日向さんに言われて急遽入った仕事だったが
誰と仕事するかもわかんねぇし
何の番組かもすらわかんねぇ

蘭「だりぃ…」

そんなことを思いながら
楽屋のドアを開ける

微かに声が聞こえんのは気のせいか?

ガチャ

春「ひゃ!黒崎先輩!?」

…ん?

カ「なんだ黒崎…二人の時間を邪魔するとはいい度胸だな…?」

……まじかよ
つーか俺のせいかよ

カ「おい、声に出ているぞ?黒崎」

蘭「あぁ、そうかよ」

春「あ、あのっ!私は帰りますね!」

カ「む?ここにいても良いのだぞ?」

春「いえいえ!大丈夫です!では、失礼しました!」

ガチャ

バタン

こうして春歌は帰ったんだが
なんつーか…横の視線がうぜぇ!!!

蘭「んだよ!?言いてぇことがあるならいえ」

そう言うとカミュは眉間にシワを寄せ
俺を睨んだ

……チッ…もう気にしねぇでおこう
寝るか
暇だしな

蘭「……Zzz」

カ「……チッ」

あぁ?今こいつ舌打ちしたか?

カ「……おい、黒崎」

蘭「なんだよ」

カ「貴様の妹、目が見えないのか?」


……は

突然の言葉に動揺する


蘭「………っんなわけねーだろ」

なんとかごまかす

こいつに知られたらまずい

思い出す

あの事を


カ「……そうか」


カミュは何事もなかったように
本を読み始めた


とりあえず、よかった…のか?

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作者名:白兎 | 作成日時:2016年1月5日 19時

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