初めての世界2 ページ12
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それから昼になり、蘭丸お兄ちゃんは仕事にいった
そして今は………
藍｢嶺二、そこじゃま。どいて｣
嶺｢ドイヒーーー！！嶺ちゃん泣いちゃう！｣
藍｢泣けば？｣
嶺｢ガガーーンッ！アイアイひっどい！｣
嶺二さんと藍ちゃんがそばにいてくれています！
『ふ、ふふっ…』
嶺｢あぁ！！！Aちゃん笑ったな〜？そう言う子にはお仕置きだよ〜！｣
わっ！嶺二さんの目が本気だ！
『わ〜！藍ちゃん助けて〜！』
藍｢はぁ、嶺二やめなよ。彼女は目が見えないんだから、怪我したらどうするの？｣
え？
嶺｢あっはは、そうだったねメンゴメンゴ〜！｣
え？え？
『あれ？…れ？何でしって……？』
あの時お兄ちゃんに止められたから誰にもいってないはずなんだけど………
藍｢あぁ、蘭丸から聞いたの。｣
嶺｢あの時ランランが飛び出したあと追いかけたときにランランが話してくれたんだっ！｣
藍｢だから蘭丸がいない間は僕たちが預かるから、何でも聞いて｣
嶺｢よろしくマッチョッチョ☆｣
そう…なんだ
嶺二さん達がいたら心強いなぁ〜！
『はい！よろしくお願いします！』
嶺｢いいよいいよ〜！あ、それよりご飯食べよ
僕ちんもうお腹すいちゃった〜！アイアイまだ〜？｣
藍｢……嶺二…焦げてるんだけど｣
嶺｢え……あぁ！！！唐揚げ！忘れてた〜！！｣
ドタドタと台所に向かう
あ…確かにちょっと焦げ臭いかも……？
嶺｢あぁ〜…………全滅……｣
ガクリ
藍｢はぁ、嶺二が遊んでるからでしょ？
あ、A、スープが出来たから味見してくれない？｣
『わわっ！はい！』
藍｢ゆっくりでいいよ。こけないようにね｣
『はぁい！』
藍ちゃんに返事をして
ゆっくり台所に向かう
ここかな？
藍｢正解。はい、熱いから気を付けてね｣
『ありがとうございます！』
嶺｢あ！僕ちんがふーふーしてあげよっか！？｣
藍｢いらない。僕がする、ふーふー…ん、これでいいよ｣
嶺｢ええ！？アイアイずっる〜い！いいなぁ〜僕もふーふーしたかったなぁ〜｣
そ、そんなにしたいのかな？
『じゃ、じゃあ嶺二さんもお願いします！』
やった〜！と言いながらふーふーと息をふく
少し耳にかかってくすぐったい
嶺｢OKだよ。Aちゃん♪｣
ゴクッ…
『！美味しいです！ 』
こ、これもしかしたら蘭丸お兄ちゃんがつくるスープよりも美味しいかも……
藍｢そ、よかった｣
そういって藍ちゃんは
昼ごはんの準備をし始めた
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作者名：白兎 | 作成日時：2016年1月5日 19時
