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初めての世界 ページ11

あのあと私はレンくんと真斗くんにお部屋を紹介してもらい、蘭丸お兄ちゃんと一緒のベットで寝た
お兄ちゃんはソファーでもいいって言ってたけど風邪引いちゃったら困るもんね!

そして、朝




ガチャ
キィーーー

扉が開く音がする
誰かが入ってきた

レ「おはよう、レディ、蘭ちゃん。」

真「おはようA。黒崎さんも、おはようございます!」

レンくんと真斗くんだ!

『おはよう二人ともっ!』

そういってにっこり微笑む

レ/真「っ///」

?静かだなぁ?
もしかして笑顔、変だった?

蘭「あぁ、もううるせぇ、朝から騒いでねーで
寝かせろ」

蘭丸お兄ちゃんはごろんと寝返りをうつ
はぁ…もう…お兄ちゃんったら
 
『疲れてるのは分かるけど起きて!お兄ちゃん!』

ベリッと布団をはがす

蘭「うおっ!!おいA!!」

レ「あっはは、レディが蘭ちゃんに口答えするとこ、昔と変わってないね」

真「あぁ、本当だな」

クスクスと笑いながら穏やかな口調で言う
ええ〜?何か変かなぁ〜?

すると

蘭「あぁ、もうわかったから!!!布団返せ!」

『えぇ〜?はい、起きてね?』

蘭「おう、起きる起きる」

その言葉を信用して蘭丸お兄ちゃんに布団を渡す

蘭「うっし寝る」

ガバッ

あぁ!!!

『もう!蘭丸お兄ちゃん嘘ついたの!?起き
て!!お兄ちゃん!!』

蘭「Zzz 」

『寝るのはやっ!!』

も〜お兄ちゃんったら…
ん?でもお兄ちゃん、私がいるときは絶対私より先に起きてるのに……

レ「あーあ、レディでもだめか」

真「こうなったら黒崎先輩は中々起きてくださらないからな」

ええ!?
もしかしてお兄ちゃん…私のために無理して早起きしてくれてたの…?

ふふっ…本当優しいなぁ…

『よし!お兄ちゃんはほっておいて朝食だーー!!!』


蘭丸お兄ちゃんはっ!


レ「あっはは!そうだね。おーー!」

真「神宮寺、はしゃぐな。」

『ふふっ!あははっ!』


ねぇお兄ちゃん


こんな楽しい日が

ずーーーーっと



続けばいいのにって願ってしまうのは



ダメなのかな?




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作者名:白兎 | 作成日時:2016年1月5日 19時

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