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朝食が終わると…
松本さんと二宮さんは、シャツに着替えて
お店の方に向かっていっちゃった。
だから…ダイニングには私と櫻井さんだけ。
翔「じゃあ…そろそろ始めようか？」
「はい!! お願いします!!」
翔「とりあえずここでやっちゃおうか？ちょっと待ってて」
そう言って…櫻井さんはお店の方から
ノートとメニュー表を持ってきて私の向かい側に座って
私の目をｼﾞｯと見つめてきた。
翔「まずは…Aちゃんの疑問から解決しようか？」
「私の疑問ですか？」
翔「俺らの事全然分かんないでしょ？(笑)」
「そうですね」
翔「いいよ。何でも聞いて」
「じゃあ……あの、ここのオーナーって誰なんですか？」
翔「オーナーっていうのはいないかな。智くんが責任者ではあるけど」
「この建物も大野さんの…？」
翔「ここは俺の(笑)」
「えっ!?」
翔「正確に言うと…うちの会社のなんだけど」
「社長さんですか？」
翔「違う違う(笑)」
“俺の親父が不動産やっててさ、ここで店やれっていうから”なんて
ここにお店ができた理由も聞けて…
なんとなく納得できた。
櫻井さんって育ち良さそうだもん。
翔「他には？」
「皆さんって…最初から？」
翔「そうだね。開店から皆いるから、途中採用はAちゃんが初めて」
「知り合いだったんですか？」
翔「俺と智くんはね？ 3人は…どっちかの知り合い」
「そうなんですね」
翔「意外にもうまくいってるよ(笑)」
“知り合いだけでスタッフ固めた割にって意味ね”って
櫻井さんがちょっとだけ笑ってから
目が他には？って聞いてくれる。
「あとは……お客さんってどのような方が」
翔「95%が女の人だね」
「95%ですか!?」
翔「うん(笑)」
「そういう…何かコンセプトがあってのことですか？」
翔「いや…特にそういうわけでもないけど」
“年齢はﾊﾞﾗﾊﾞﾗだけど…特に20代とか30代の人が多いよ”
そう言われて…想像した時に
なんでそこまで女性が多いのかは分からなかったけど
スイーツを作るのは絞り込みやすいかも。
翔「前々からお客さんにスイーツ食べたいって言われてたからさ」
「それで私が？」
翔「そうそう。そうなんだけどさ…」
そうやって答えた櫻井さんの顔は曇ってて
言葉を濁された気がする。
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storm@japan(プロフ) - サチ子さん» 早速来ていただけて嬉しいです!!見守っててください(笑) (2015年6月2日 13時) (
レス) id: 3dcdce8aff (このIDを非表示/違反報告)
サチ子(プロフ) - 早速新作読ませて頂きました！主人公と誰の間にラブが生まれるかとっても楽しみです！更新頑張ってください！ (2015年6月1日 17時) (レス) id: 4ae905c92e (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - 萌香♪さん» ありがとうございます!! のらりくらりとやっていこうというスタンスですので、お暇なときに読んでください(笑) 更新頑張ります!! (2015年6月1日 10時) (レス) id: 3dcdce8aff (このIDを非表示/違反報告)
萌香♪(プロフ) - 新作が出来たと聞いたので、来ちゃいました♪今回のお話は背中合わせとは対照的にもうちょっとまったり？としたお話なのでとっても読みやすいです！これからもゆっくりで良いので更新頑張って下さい！ (2015年5月31日 22時) (レス) id: 17ca2c010e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：storm@japan
| 作成日時：2015年5月23日 16時
