【鬼滅の刃】一妻多夫制の柱さん

ネチネチお説教タイム 弐拾 ページ26

夜の行為を誘われ、触れられたことで熱を持った身体をなんとか動かして風呂場へと歩き出す。


入ってからは念入りに身体を洗い流し、いつもはあまり触れない女が男を受け入れる為の器官も声を我慢しながら洗った。


自分でこんなことしてるの凄く恥ずかしいけど、あんなことされて期待しない女なんていないでしょ普通。


風呂場で更に熱をおびてしまった身体で自室に行くと中に小芭内がいる気配を感じた。


そっと襖を開けて中を覗くと、前々から三人の為に用意して置いた浴衣を着ていていつもは見えない体の肌が見える。


小柄でも小芭内は鬼殺隊であり、柱。
階級が下の隊士より筋肉量だってあるし、剣術も格段に上だ。


浴衣の合わせ目から見え隠れする胸板、いつもは隊服の襟で見えにくい首筋もハッキリと見える。


｢(く、くそ………完璧に着こなしてるし、色気半端ないじゃん!!
え、今から私この人に抱かれんの………?うん、もたないわ)｣←


小芭内と行為をする前は本当にこんな色男が旦那なのかと信じられなくて、
毎回同じ自問自答してる←


ま、待てよ………なんかいきなり緊張してき｢いつまでコソコソと見ている、いい加減入って来たらどうだ？｣


｢………気づいてたの｣


伊黒｢分かり易すぎだ。俺の前だとはいえ、少しは柱としての自覚と危機感を持て。
大体Aは＿＿｣ﾈﾁﾈﾁ


｢は、はい…………｣


ネチネチお説教タイムが始まったので、大人しく部屋に入って小芭内の正面に正座する。


聞かないと小芭内は放してくれないから文句を言わずに聞くのが正解だ。
たまに選択間違って逆鱗に触れてる隊士いたけど………南無阿弥陀仏←


＿＿＿＿＿
それからお説教は続きなかなか離してもらえなかったが、
しばらくしてやっと解放された。


｢あ、足痺れたんですけど……｣


伊黒｢耐性がないのが悪いだろう｣｢なんて理不尽｣


うめき声を上げながら足をピクピクさせていると、唐突に重大な事を思い出した。


｢(そーいえば今日の報告書まだ書いてなかったな………)｣


会議に向かっている途中、鬼関連の事で急ぎの任務が入ってしまった為に着くのが少し遅れてしまったのだ。


その後すぐ移動した為、書く時間がなかった。


小芭内に一言言って了承を貰うと机に向かい、忙しくて書けなかった報告書を書き始める。


｢(んー……なんて書こう……)｣


ペンで頭をつつきながらどう書けばいいか悩んでいると、
ふと髪に違和感を感じた。
(夜のシーンは裏作品にて)

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