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姉さんと話し終わった後、僕は１階のリビングにいる風丸さんと話す為に
下の階に降りていた。
野坂｢すみません｣
風丸(母)｢あら、話はもう大丈夫なんですか？｣
キッチンからひょこっと顔を出して、僕を見てから言う風丸さん。
動く度に靡く青い綺麗な髪は、風丸さんを思い出させる。
野坂｢はい、もう大丈夫です｣
その後、話に誘うと照れ臭そうに笑って言った。
風丸(母)｢こんなおばさんと話したって、いい事ないわ｣
野坂｢そんなことないですよ。風丸さんはとてもお綺麗です｣
風丸(母)｢ありがとう。じゃ、早速お話ししましょうか｣
そう言って僕を椅子に座らせた後、飲み物とお菓子を持ってきて
僕の前の席に腰掛けた。
風丸(母)｢なんでも聞いて？答えられることは、答えるから｣
微笑んだ風丸さんに微笑みを返した後、僕はその場で深々と頭を下げた。
野坂｢姉さんを家族として迎え入れてくれて、本当にありがとうございます。
あのままであれば、今の姉さんは居なかった｣
その後に再びお礼を言うと、風丸さんに頭を上げて？と優しく言われる。
頭を上げると優しく微笑む風丸さんがいた。
紅茶を一口飲んだ後、ふぅっと言ってから僕に真剣な顔をして話し始める。
風丸(母)｢お礼を言いたいのはこっちの方よ。
Aを家族に迎えることが出来るなんて、凄く幸せだわ。
最初は反対してたんだけど、一郎太がどうしてもって言ってね。
でもAは本当にいい子で、いつも悠馬君の事を心配していたわ｣
野坂｢僕を、ですか｣
自分の名前が出たことに驚きながらも、質問をした。
風丸(母)｢ええ。初めの頃なんか、悠馬君の事を呼びながら夜泣きすることが多かったのよ。
本当に愛されてるのね、悠馬君は｣
僕が姉さんを想っていたように、姉さんも僕を思ってくれていたのかと思うと本当に嬉しかった。
ニヤけそうになるのを堪えて、話を続ける。
野坂｢そうですね………あの、お兄さんはどんな感じなんでしょうか。
姉さんは凄く溺愛してるようなのですが｣
そう言うと呆れながら風丸さんは言った。
風丸(母)｢あ〜あの2人はもうどうにもなんないわね。
一郎太は昔からAに対して過保護過ぎるのよ〜
だから、Aが兄離れ出来なくなっちゃってね。未だに兄さん兄さん！って追いかけるの｣
野坂｢なんか、姉さんらしいです｣
風丸(母)｢あはは！やっぱり前からそうなのね｣
それから姉さんの話に花を咲かせながら、風丸さんとの会話を楽しんだ。
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橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！とても楽しく読ませて頂きました！今後とも応援しています！頑張って下さい！(*´ω｀*) (2021年11月8日 9時) (
レス) @page38 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
春月卯月(プロフ) - 雪華さん» またまたコメントありがとうございます！他の作品でもコメント下さった時に言ったやつと、最近はモブサイコ100とか見てますよ！ (2019年3月7日 19時) (レス) id: e961db7c14 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか？ (2019年2月18日 22時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
春月卯月(プロフ) - メープルあんり（＾ω＾）さん» コメントありがとうございます！面白い、がとても嬉しい言葉です｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡旦那はほんとに誰にも教えてないので、これからですよ！ちなみに視点をお願いしたキャラは旦那では無いので、いつかの話を更新する度にドキドキして欲しいです！ (2019年1月11日 8時) (レス) id: e961db7c14 (このIDを非表示/違反報告)
春月卯月(プロフ) - 麗音さん» 見てくださって嬉しいです！あの2人の絡みでは、野坂君の違う一面を書きたいな！と思ったので、もちろんたくさん出てもらいますよ！まだまだ展開はたくさん考えてます！お楽しみに！コメントありがとうございました！ (2019年1月11日 7時) (レス) id: e961db7c14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春月卯月
| 作成日時：2018年12月16日 23時
