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ナイトメアはAと手を繫ぎ、もう二人のAはナイトメアの背中でスヤスヤと眠っている。暗い廊下の先にはリビングらしき所がガヤガヤと明るい声が聞こえる。嫌な予感がクロスの胃をギリギリと襲う。
ガチャリと扉が開くと、ソファーでゲームをするA。ご飯を待っているA。ナイトメアらしき人物を書いているA。A、A、A。
Aだらけで気が狂う。
ナイトメアの顔はポーカーフェイスが崩れ落ちたかのように自分たちには見せたことがない様な幸せそうな顔で「ただいま」と優しく温かい声と共に沢山の彼女がナイトメアを抱き締めた。
「メアー！」「今日のご飯は私の上のお姉ちゃんと作ったー！」「今日はこの子にゲームで勝ったんだよー！」「メアの似顔絵書いたの！」と明るく無邪気な声が聞こえる。
そして彼女らは一斉にこちらに顔を向けた。顔があまりにもそっくりで、クロスの胃が限界に達しそうになっていた。
ni「このひとはお客さんだから、優しくしてやってくれないか？
「おきゃくさん、
「こんばんわー！
「……こんばん、わ、
「ほら、もう一人の私もお返事しよ？
「こんばんわ!!
小さい少女から高校生ぐらいのAまでがみんな仲良く自分に対し挨拶をしていた。クロスも咄嗟に頭を下げた。ナイトメアは一番上であろうAのところに行き「有難う」ともはや新婚夫婦を見ている気分だ。
「あの、宜しければご飯はどうでしょうか…？
運良く仕事が溜まっていたクロスは何も口にしていないことに気づいた。ここで断らったらナイトメアに何をされるか分からない恐怖で頭を埋め尽くされお言葉に甘えて食事に入れさせてもらうことにした。
食事に誘ってくれたAは高校生なのだろうか、周りのA達の中で最年長なのだろう。その証拠に制服を着ているのが分かる。
ni「この子の作るご飯は上手いからな、良かったなクロス。
ナイトメアは壊れているのだろうか、いや、とっくに壊れていたのだろうか。
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おパブロで。 - うへへへは、kimiさんの小説がどんどんハイレベルに…！ (2022年11月1日 19時) (
レス) @page27 id: e2ea27c298 (このIDを非表示/違反報告)
Rokill-fenon(プロフ) - あぁ…このメリバ感最高です…生き甲斐です (2022年10月30日 1時) (レス) id: fa9a6609c5 (このIDを非表示/違反報告)
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