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視点:カカシ

「あぁ!私の可愛いトラちゃん!死ぬほど心配したのよぉ〜!」

ふくよかな女性が猫を抱き上げる。

女性には悪いが、ありゃ逃げ出して当然だな...。

「カカシ隊第七班の次の任務は老中様のぼっちゃんの子守りに、隣町までのおつかい、芋掘りの手伝いか…」

火影様がDランク任務を読み上げる。

ま、コイツらはまだ下忍なりたて、赤ん坊と同じだからな。

簡単な任務ばかりなのはしかない。

だが、納得しない奴が二人いた。

「ダメー!そんなのノーサンキュー!!俺ってばもっとこうスゲェー任務がやりてーの!他のにしてぇ!!」

一人は金髪の少年、うずまきナルト。

はぁ、そろそろ駄々捏ねる頃だと思った。

馬鹿野郎!とイルカ先生が一括する。

が、その言葉はナルトには響かなかったらしい。

「だってだって!この前からずっとショボイ任務ばっかじゃん!」

ヤダヤダと小さな子供のように地団駄を踏んで我儘を言う。

「それには、私も共感するね。確かに、天才児にかかればあんな任務、赤子の手を捻るより簡単だ。」

もう一人は真っ白な少女、輝夜A。

“赤子の手を捻るより簡単だ”って......。

イヤホン落とした挙句迷子になったおバカ忍者は、一体どこのどいつだ。

「いい加減にしとけ、こら!」

流石にしつこいもんだから、俺はナルトの旋毛(つむじ)目掛けて拳を落とした。

ついでに、お前は失敗してたでしょうがと言ってまたAの頭を弱く殴った。

ナルトとAを殴る拳に圧倒的な力の差があった事に、俺は気付いていた。

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日向 - 凄く面白かったです!夢主が顔を真っ赤してカカシ先生が期待する所がもの凄く良かったです。 (2022年1月26日 17時) (レス) @page22 id: 3c4b53ac36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:平和ボケマンボウ | 作成日時:2021年2月26日 17時

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