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視点:A
「火影っていや...里一番の超忍者だろ。」
お前みたいのがなれるとは思わんが、と酒を呑みながらタズナ君は言った。
だーうっさい!ナルトは怒鳴る。
「火影になるために俺ってばどんな努力もする覚悟だってーの!俺が火影になったらおっさんだって俺の事認めざるを得ねーんだぞ!」
ナルトは、本気だ。
本気だからたかがおっさん1人の意見にムキになっているんだ。
いや、1人の意見ではない。
里の者殆どがなれると思っていない、例え火影になれるほどの強さを持ち合わせていようと認めはしないだろう。
子供じみている大人共の行動、実に不愉快だ。
人々を襲ったのは、ナルトではないのに何故。
答えは簡単だ、ナルトの中に封印されている化け物のせいだ。
木の葉を襲ったキュウビは、ナルトの1部となった。
人々の怒りの対象であるキュウビは、消えた。
やり場のない怒りをナルトに向けたのだろう。
あぁ、本当に腐った連中だ、私は心の底からそう思ってしまった。
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日向 - 凄く面白かったです!夢主が顔を真っ赤してカカシ先生が期待する所がもの凄く良かったです。 (2022年1月26日 17時) (レス) @page22 id: 3c4b53ac36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:平和ボケマンボウ | 作成日時:2021年2月26日 17時