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視点：A
｢目標との距離は？｣
｢5m！いつでも行けるってばよ！｣
｢俺もいいぜ。｣
｢私も｣
｢よし！...やれ｣
...なんて会話をしているとはつゆ知らず、私は何処かで落としてしまったイヤホンを探していた。
｢お〜い、出ておいで私のイヤホン君よぉ〜！｣
イヤホンに呼びかけながら必死に草をかき分ける。
おいおい、この私がイヤホンを無くすだなんて...たまったもんじゃないよ全く。
｢...コラ、何してんの？｣
カカシ先生が呆れた顔をしながら見下ろす。
｢や、やぁはたけ君！どうしたんだいこんな所で？｣
それはこっちのセリフだ、と言いながら私の頭をコツンと弱く殴った。
わ、私の頭を殴るだなんて...！
｢バカになったら一体君はどうしてくれるんだい？！｣
｢これ以上バカにはならないから安心しなよ。｣
どういう意味だいそれは？！私の叫びが、森中に木霊した。
そのまんまの意味、はたけ君は冷たく言い放つ。
はぁ〜、そんなんだから君はいつまでたっても女の1人や2人、出来やしないんだよ。
｢余計なお世話だ。｣
どうやら声に出ていたらしい。
まぁ、私は間違った事は言っていないから良しとしよう！
そう思った事がバレてしまったのだろう、はたけ君は｢やっぱりお前バカでしょ｣と言いやがった。
｢私はバカではないぞ！！｣
再び私の叫びが木霊した。
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日向 - 凄く面白かったです！夢主が顔を真っ赤してカカシ先生が期待する所がもの凄く良かったです。 (2022年1月26日 17時) (
レス) @page22 id: 3c4b53ac36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：平和ボケマンボウ | 作成日時：2021年2月26日 17時
