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視点:A
「やあ、諸君ら!私は皆の予想通り合格したぞ!!」
どうだ、凄いだろう!とドヤ顔をキメてみる。
が、彼らは私を見向きもしなかった。
「え、もしかして私...嫌われてる?」
嘘でしょ12年間生きてきて1番の衝撃だわ。
...それは嘘だな、うん。
「嫌われてるっつーか...お前が異色なだけだろ、多分。」
返事を返してくれたのは悲しい事にシカマルただ一人だった。
「異色...つまり私が天才児過ぎて誰も近寄れないという事?!」
ははーん、成程ね。
確かに、それだと全ての辻褄が合う。
「...否定すんのもめんどくせぇ。」
「一体どこを否定するってんだい?」
間違った事は言っていない、つまり否定すべき所は無いに等しいという事だ!
「お前のその精神力は尊敬するわ...。」
「えっそ、そんな褒めたってなんにも出ないぞ!全くもう!」
窓には、だらしなく笑う私が映っていた。
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平和ボケマンボウ(プロフ) - めろりさん» 応援ありがとうございます。期待に添えるようこれからも精進して参ります! (2021年3月7日 22時) (レス) id: 987adadeae (このIDを非表示/違反報告)
めろり(プロフ) - 初めまして!めちゃくちゃ面白いです!これからも応援しています。 (2021年3月3日 3時) (レス) id: 47afdd6dc1 (このIDを非表示/違反報告)
平和ボケマンボウ(プロフ) - 3%さん» 応援ありがとうございます。楽しませる事が出来て光栄です。 (2021年2月22日 17時) (レス) id: 987adadeae (このIDを非表示/違反報告)
3%(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。これからも更新頑張ってください!応援しています! (2021年2月21日 22時) (レス) id: ae08573136 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:平和ボケマンボウ | 作成日時:2021年2月2日 23時