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視点:A

「...で、卒業試験は分身の術にする。呼ばれた者は一人づつ隣の教室に来るように。」

そう言ってイルカ君はそそくさと教室を出て行った。

瞬間、一気に室内がザワつくのを肌で感じた。

「きっと、皆自信がなくて不安なようだね...。だが!私は自信たっぷりだぞ!!」

“君達と違ってね!”教室の中心で、高らかに叫んだ。

一瞬、辺りがシーンと静まり返ったが、また直ぐにザワつきを取り戻した。

「ふっふっふ...私の天才的頭脳に皆怖気付いたか!」

「場違いなだけだろ。」

シカマルは鋭くツッコミを入れる。

最近またツッコミの腕を上げたんじゃないか?

「君はいい漫才師になれるよ。」

なるつもりはねぇよめんどくせぇ、そう言ってシカマルは寝の体制に入った。

良くもまぁこんなにすよすよと眠れるものだ。

きっと前世は眠れる森の美女だったんだろうな...。

知らないけど。

などと、どうでもいい事を考えていると視界の端っこにとある人物を捉えた。

「やあ!大魔王うちは君!今日は卒業試験の日だぞ!」

だからなんだ、冷たく言い放つ。

卒業試験だと言うのに、相変わらず彼はスカしていた。

「落ちたら笑ってやるからな!」

「...好きにしろ。」

「次!輝夜A!」

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平和ボケマンボウ(プロフ) - めろりさん» 応援ありがとうございます。期待に添えるようこれからも精進して参ります! (2021年3月7日 22時) (レス) id: 987adadeae (このIDを非表示/違反報告)
めろり(プロフ) - 初めまして!めちゃくちゃ面白いです!これからも応援しています。 (2021年3月3日 3時) (レス) id: 47afdd6dc1 (このIDを非表示/違反報告)
平和ボケマンボウ(プロフ) - 3%さん» 応援ありがとうございます。楽しませる事が出来て光栄です。 (2021年2月22日 17時) (レス) id: 987adadeae (このIDを非表示/違反報告)
3%(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。これからも更新頑張ってください!応援しています! (2021年2月21日 22時) (レス) id: ae08573136 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:平和ボケマンボウ | 作成日時:2021年2月2日 23時

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