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肆拾壱話：意外な結果 ページ41
ドーン！と大きな音が鳴る。
｢何だァ！！｣
｢お前らぁあ！！｣
しまった、見られていたのか。
どう対処しようか、と頭をフル回転させるが特に意味はなかった。
｢ごーかっく♡｣
満面の笑みでそう告げる者は他の誰でもない、カカシ先生だった。
｢合格？！何で？！｣
｢お前らが初めてだ。今までの奴らは素直に俺の言う事を聞くだけのボンクラどもばかりだったからな。｣
...それじゃあカカシ先生が受け持つ予定だった者達は全て不合格だった、という事になる。
やべぇなあの人容赦ない...。
｢......忍者は裏の裏を読むべし。忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる。
...だけどな！仲間を大切にしない奴はそれ以上のクズだ。｣
｢......か、かっこいいっす！アニキ！！｣
キラキラとした目でカカシ先生を見つめるA。
｢そりゃどーも。｣
対するカカシ先生は特にどうとも思っていなかった。
｢これにて演習終わり、全員合格！よォーし！第七班は明日より任務開始だァ！！｣
｢やったぁあってばよォ！！オレ、忍者！忍者！忍者！！！｣
ナルトはじたばたと暴れながら喜ぶ。
｢帰るぞ。｣
無慈悲な事に皆、縛られているナルトを無視して帰って行った。
｢...ナルト、一楽行くか。｣
｢...！おう！！｣
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作者名：平和ボケマンボウ | 作成日時：2021年1月3日 0時
