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参話:奈良シカマル ページ3

「お、カグヤじゃねぇか。こんな早ぇ時間にいるなんて珍しい事もあんだな。」

「失礼な...。早朝の登校なんて朝飯前じゃい。」

奈良シカマル。こいつは昔からの友達であり、保護者でもある。

訳分からないだろう?俺もだ。

「朝飯前って...遅刻常習犯が何言ってんだか。」

「シカマルだって常習犯だろ?ってかお前もこんな早いなんて珍しいじゃん。」

こいつがこんなに早く登校するなんて有り得ない。

きっと何か企んでいるに違いない...。

Aはだいぶ失礼な事を考える。

もう一度言おう、だいぶ失礼な事。

「あぁ。今日は卒業試験だから何となく早く来てみた、それだけだ。」

卒業試験...。

「え?」

え、今日?え、まじ?

「嘘...卒業試験って来月じゃないの?」

「...何言ってんだ?お前。」

肆話:悪くない→←弐話:日常



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作者名:平和ボケマンボウ | 作成日時:2021年1月3日 0時

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