秘密の関係〜衣更真緒〜2

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え･･･

真緒「俺って、女子が苦手なんだ。今まで男しかいないところで暮らしてたから、接し方がわかんない。だから、絶対彼女なんかできないと思ってた。だから、女子が入るってわかった時、あんまいい気はしなかった。」

あなた「･･･」

真緒「けどな、入ってきたのがAで良かった。別に接し方なんて気にしなくて良かった。普通に、北斗たちとか凜月と接するのと同じ感じで良かった。だから、俺はお前と付き合った。」

そうだったんだ･･･

真緒「でも、プロデュース科が建設されて、たくさんの女子が入ってきても、みんなAと同じかどうかわからない。男子に媚び売るやつだっているかもしれないし、Aを省くやつがいるかもしれない。だから、プロデュース科建設がなくなって、安心したよ。詳しい理由はまだわかんないけど、俺は、嬉しかった。」

あなた「･･･」

真緒「それにさ、もし男子入ってきて、そいつがイケメンだったら、Aを取られちゃうかもじゃん？俺、もうお前がそばにいないと生きてけないくらい執着しちゃってるからさ、困るし。」

真緒くんは、そう言って少し笑った。

真緒くんの思いを聞いて、少しだけ、心の重りが取れた気がした。

あなた「真緒くん･･･ありがとう。」

真緒「･･･おう。これからも頑張ってくれよ、『プロデューサー』♪」

あなた「りょーかいです！」

ちょっとだけふざけてから、顔を見合わせて笑った。

つぎの日ー

英智「Aちゃん、ちょっといいかな？」

あなた「･･･はい。」

いよいよだ。真実が･･･明らかに。

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