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70.〜M.I〜 ページ20

千秋「衣更・・・?どうしたんだ、改まって。」

真緒「ちゃんと、区切りをつけておきたいと思いまして。・・・俺は、バスケ部の部長としての先輩ももちろん尊敬してますし、流星隊の隊長としての先輩も尊敬してます。でも、何より・・・守沢千秋として、人間として尊敬してます。」

千秋「な、なんだいきなり・・・照れるじゃないか・・・」

真緒「でも、いくら尊敬出来る部長でも、Aだけは譲れないんです。Aは、俺がほんとに初めて好きになった人だから。」

じ、自分で言っててすっげえ照れる・・・

俺こんなん口に出したの16年生きてて初めてだよ・・・

千秋「衣更・・・お前、ほんとに衣更か・・・?」

真緒「へ?俺は俺ですよ。衣更真緒です。」

ほら、と前髪を上げる。

千秋「あぁ・・・そうか、お前はほんとに衣更か・・・いや、すまない。お前、こんなに思ったことを素直に口に出せるやつだったんだな。」

真緒「あぁ、俺思っててもあんまり口にしないですしね・・・。

千秋「いや、お前の気持ちはよくわかった。すまないな、こんなことで悩ませてしまって。だが・・・俺も男だ。Aが泣いているのなら全力で助けに行くし、もし泣いている理由がお前なら俺は、お前からAを奪いに行くぞ。」

真緒「安心してください。Aを泣かせるなんてしませんから。」

そこまで言って2人で少し笑いあうと、向こうからAと流星隊のほかの4人が走ってきた。

南雲「隊長〜!!姉御のアドバイス、あいかわらず的確でわかりやすいっス!!」

千秋「そうかそうか!あとは俺のアドバイスだけということだな!!」

あなた「あ、はい。千秋先輩は・・・ 」

Aは、真剣な話をする時相手と顔を近づけるクセがある。

それも俺を不安にさせるひとつの要因なんだけど、Aだからいいか、と思わせてしまう。

今だって部長とおでこがくっつくんじゃないかと思うほど近くにいるけれど、俺はそれすら安心に変わってしまう。

あぁ、いつも通りのAだ。何も不安に思うことも、心配することも無い。

・・・って思ってしまう俺は、かなりやばいのだろうか?

だけど、しょうがない。いつの間にか俺は、こんなにもAに惹かれていってる。

何があっても、俺がAから離れることはないんだろうなぁとか思いながら、6人の元に駆けて行った。

作者より。→←69.



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水無月のぞみ - 紅月3人を推してるので颯馬の言葉にはかなり傷付きました。自分が言われた訳じゃないけど・・・。 (2022年7月15日 2時) (レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ - 真緒の事好きではあるけど 真緒と晃牙は花粉症だから二人が嫌いくしゃみでCO2倍出るしティッシュ使い過ぎで森林伐採されて環境破壊になるから許せない私植物達が友達だから (2016年11月12日 20時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
蒼暉(プロフ) - 希羅さん» 大好きだなんて言ってもらえて嬉しいです!頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!! (2016年4月10日 16時) (レス) id: 371d1d6477 (このIDを非表示/違反報告)
希羅(プロフ) - この作品大好きです!更新頑張って下さい!! (2016年4月8日 15時) (レス) id: e8b1d47d39 (このIDを非表示/違反報告)
蒼暉(プロフ) - 天空未歩さん» コメント、いつもありがとうございます!これからも頑張ります!! (2016年4月1日 23時) (レス) id: 371d1d6477 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼暉 | 作成日時:2016年3月21日 23時

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