秘密の関係〜衣更真緒〜2

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あなた「あぁー･･･やっとKnightsのプロデュース終わったぁ･･･結構遅くなっちゃったなあ･･･生徒会、終わっちゃったかも。」

生徒会の前に行くと、まだ電気がついていた。

あなた「失礼しまーす･･･あれ、弓弦くんだけ？みんなは？」

弓弦「おや、A様。私とぼっちゃま以外の方は皆さんお帰りになられましたよ？衣更様とご一緒ではないのですか？」

あなた「うん･･･真緒くん、先に帰っちゃったみたい。いいや、ひとりで帰ろー」

弓弦「お待ちください。私が責任をもってA様のご自宅までお送り致します。少々お待ちを。」

あなた「え、いいよ･･･そんなに遠い距離でもないし、姫宮家と逆方向だし。」

弓弦「このような時間に女性を1人歩かせるのは紳士としてあるまじき行為。1分で準備致しますので、どうかお待ちを。それに、もしA様になにかございましたら、私がぼっちゃまと衣更様に怒られてしまいます。」

う、うぅ〜、私のせいで誰かが怒られるのは嫌･･･

あなた「･･･わかった。じゃあ、お言葉に甘えて、送ってもらおうかな。」

弓弦「ご理解、誠に感謝致します。それでは、ぼっちゃまを呼び、車を準備致しますね。」

弓弦くんにしては珍しく、書類をそのまま出しっぱなしにしていたので片付けようと手を伸ばしたら、衝撃的な言葉が書いてあった。

『プロデュース科建設、白紙に』

あなた「え･･･」

プロデュース科、建てられないの？

私がヘタレだったから？やっぱりプロデューサーなんて育てるべきじゃないって、私のせいで判断された･･･？

弓弦「A様･･･お待たせ･･･！！見て、しまったのですか？」

あなた「･･･ごめん、見るつもりはなかったんだけど･･･書類、出しっぱなしだったから片付けようと思ったら、目に入っちゃって。」

弓弦「･･･後日、また会長様からお話があると思いますので、その時まで口外はしないよう、お願い致します。」

あなた「･･･うん、わかった。」

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