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あの決意表明の後から、皆練習に必死に取り組んでいる。
どうにも目標達成できなかったら全裸で告白しなければならないらしい。
まったくもって馬鹿馬鹿しい。

私は深くため息をついた。
もう入学してから溜息つきすぎと思うよほんとに。

「そんな溜息ばかりつくなよ。」
「は?べっつに。てかあんたも凄いよね。私、あー言ったのに話しかけるとか。」
「そういう考えがいるって思えばいいだけだろ?まあ日向や監督はよくは思ってないと思うけど...木吉もお前のこと気にしてたぜ。」
「...っそ、あんがとね伊月。」

伊月俊。
私が入部初日にあんな言葉を吐いたにも関わらず友好的に話しかけてくるやつだ。
あいつは視野が広いし冷静だ。試合中にもいい役割を担うであろう。

「椅子使っていいっすか。キタコレ!」

あの駄洒落さえなければいいんだけれども。

他の部員の私に対する反応は2通りだ。
日向や監督のように目の敵のように扱う人。
伊月や木吉のように友好的に扱う人。
まあ、ダントツで目の敵にされてんだけれど。

それに今の部員たちは空気が張り詰めている。
もう直ぐでインターハイ予選が始まるからだ。
私的にもとても楽しみである。彼らがどこまでやってのけるか。
どこで絶望するか。

私達のインターハイ予選が今始まる。

3章 試合→←3.



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設定タグ:黒子のバスケ , 霧崎第一 , 誠凛高校   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:煌夜 | 作者ホームページ:  
作成日時:2017年4月3日 15時

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