Pyrophilia : knsk ページ11
(しぃ様よりリクエストでございます。
口調等違うところがございましたら、申し訳ございません。)
「 おーっ !」
俺は小さい頃から火が好きだ。
小さい頃親父と一緒に花火、焚き火をした。
春夏秋冬関係なしに、火を見るのが好きだった。
『 わぁ!きれー!!』
「 ??? きみだれー???」
『 わたし、A!!これきれいだね!!!』
そう、Aとの出会いも火のおかげだ。
「 けんすけよかったな。」
と、親父に頭を撫でられ、そこからAとは仲がよくなった。
「 うん!Aいっしょに花火する???」
『 い、いいの?!!』
「 おれとともだちになったから!!」
Aと出会った日は、花火をして楽しんだ。
そして毎日というもの、Aとは一緒に遊び、焚き火をしたり、楽しく過ごした。
俺が中学生になり、Aも中学生になった時、
Aが来なくなった。
急にぱたりと来なくなった。
次の日も、次の日も。
心配になった俺は、Aの家へといった。
一度だけAの家に行って、送って行ったことがあったから道は覚えていた。
「 ここかな。」
『 ...だっ! ...たいっ!!! やめてっ!!!』
外からでも聞こえる、Aの声だ。
「 A...?!! 」
俺は家の中へと足を踏み入れることにした。
そこには、殴られてあざだらけになったAがいた。
「 A.... 」
『 っはぁ...はぁ.... け...けんすけ... 』
Aの足元には、血だらけになった母親であろう人物が倒れていた。
「 A .... 」
『 ... ごめん。ごめん....ごめん.... 』
Aはひたすら謝った。母親を殺 してしまった罪悪感だろうか。
ここにいても仕方ない。血の匂いが凄すぎる....
「 A行くぞ.... 必要なものだけもってこい!!」
『 えっ、わ、わかった.... 』
必要最低限のものと、ライターと、新聞紙を持って来させた。
「 A、母親に言い残すことは?」
『 え、ないかな...』
「 ならいいよ。目つぶっとけ。」
俺はその家に、新聞紙に火をつけ家の中に投げ込んだ。
「 あははっ!!!! 燃えてる!! 」
Aの家はだんだん赤い炎に包まれていった。
「 火って綺麗だよな。
なぁ、A... 」
俺はAをおんぶし、その場から離れた。
Pyrophilia : (火事、放火を含む)火炎性愛
Acrotomophilia : hjm→←Haematophilia : yh
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奧村(プロフ) - yuyuさん» 新作の方読んでいただきありがとうございます。ご期待に応えられるよう頑張ります´`* (2019年8月6日 11時) (レス) id: e594d6249d (このIDを非表示/違反報告)
yuyu - sinsaku mimasita!! ganbattekudasaine. (2019年8月6日 10時) (レス) id: 30371127ec (このIDを非表示/違反報告)
ペコ - 奧村さん» やっぱ、書かないことにします。なんか、罪悪感湧いてきました。これからも頑張って下さい! (2019年7月19日 18時) (レス) id: d6a2adbe5a (このIDを非表示/違反報告)
奧村(プロフ) - ペコさん» 内容が違うというなら大丈夫ですが... それはご自身のご判断でお任せいたしますね。自分からあーだこーだ言う気はないので。 (2019年7月18日 0時) (レス) id: e594d6249d (このIDを非表示/違反報告)
奧村(プロフ) - 残酷ピーナッツさん» そう言っていただけて嬉しいです!(´∀`*) こちらこそありがとうございます!(○´ー`○) (2019年7月18日 0時) (レス) id: e594d6249d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奧村 | 作成日時:2019年6月15日 16時