135話 ページ37
リドルside
一般男性になら余裕で勝てると言った睡蓮の話で、今みんなが盛り上がってる。けど、ボクは黙って睡蓮を見ていた。正確には、彼女のマジカルペンを。
彼女のそれは真っ白だ。オクタヴィネル寮のもそうだけど、彼女のと見比べると水色に見えてしまう。それほど、彼女のは純白で綺麗。
オーバーブロットした生徒の魔法石に叩きつけると正気に戻せるらしい。けど、彼女がもしオーバーブロットしてしまったら、誰が助けられるんだろうか。
もちろん、この場にいる者は全員全力で助ける。癪だが、サバナクロー寮、オクタヴィネル寮もそうだと思う。けど、彼女の魔法石が真っ黒になってしまったら、一体誰が正気に戻せると言うんだ。
ボクはそこが気になって仕方ない。
もちろん、彼女がオーバーブロットしてしまうなんて事にならないように、最新の注意を払うけど。
「りどるさん? どうかしました?」
「あ、いや。何でもないよ。それより、タルトはもういいのかい?」
「はい。あんまり食べると、お夕飯が入らなくてなっちゃいますから」
前からそうだが彼女は食が細い。腕や脚、身体の至るところが細い。それでも、出会った時よりは線が丸くなってきてるとは思うが。
誰にでも優しい彼女を好いている輩は多い。ボクもその一人だ。何があっても笑う彼女にどうしようもなく惹かれてしまった。さあ、どうやってボクに堕ちてもらおうかな。
そんな事を考えていると
「いたー!!! 睡蓮ちゃーん!!」
オクタヴィネル寮の三人が、ハーツラビュル寮の談話室に乗り込んできた。
「
ボクの叫び声が響き渡ったと同時、トレイとケイトが動き出した。
アズール、フロイド、ジェイドの三人を床に座らせた。さて……おわかりだね?
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コメントくださった方々、ありがとうございました! ほんと、無理言ってすみません!
思ったよりも早めに3章が終わってしまいそうなので、4章……ホリデーに入るまでのシーンをリクエストくださればありがたいです!
例えば、ラギーとドーナッツ作り、とか! そんな感じでいいので、もしよろしければコメントください〜!
高評価、お気に入り登録、ありがとうございます♡
これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いしますネ!
もうちょっとで3も星が赤くなるのでは……!? と期待してます笑
ラッキーカラー
あずきいろ
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オタクの夢(プロフ) - 初めまして。突然のコメント失礼します。アンケートの答えは2でお願いします。 (2020年7月11日 21時) (レス) id: 16ffb5e192 (このIDを非表示/違反報告)
メリ助(プロフ) - いつも作品を楽しみにさせてもらっています!アンケートは2でお願いします!続き頑張ってくださいっ! (2020年7月11日 20時) (レス) id: edf0a2913a (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 2でお願いします!続き楽しみにしてます! (2020年7月11日 5時) (レス) id: 90cb15719b (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 2でお願いします!無理せず更新頑張って下さい! (2020年7月11日 2時) (レス) id: ad5ac1eb93 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 2で、お願いします (2020年7月11日 0時) (レス) id: 868bfc1b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Chiharu | 作成日時:2020年6月27日 16時