検索窓
今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:275,700 hit

135話 ページ37

リドルside

一般男性になら余裕で勝てると言った睡蓮の話で、今みんなが盛り上がってる。けど、ボクは黙って睡蓮を見ていた。正確には、彼女のマジカルペンを。

彼女のそれは真っ白だ。オクタヴィネル寮のもそうだけど、彼女のと見比べると水色に見えてしまう。それほど、彼女のは純白で綺麗。

オーバーブロットした生徒の魔法石に叩きつけると正気に戻せるらしい。けど、彼女がもしオーバーブロットしてしまったら、誰が助けられるんだろうか。
もちろん、この場にいる者は全員全力で助ける。癪だが、サバナクロー寮、オクタヴィネル寮もそうだと思う。けど、彼女の魔法石が真っ黒になってしまったら、一体誰が正気に戻せると言うんだ。
ボクはそこが気になって仕方ない。

もちろん、彼女がオーバーブロットしてしまうなんて事にならないように、最新の注意を払うけど。

「りどるさん? どうかしました?」

「あ、いや。何でもないよ。それより、タルトはもういいのかい?」

「はい。あんまり食べると、お夕飯が入らなくてなっちゃいますから」

前からそうだが彼女は食が細い。腕や脚、身体の至るところが細い。それでも、出会った時よりは線が丸くなってきてるとは思うが。

誰にでも優しい彼女を好いている輩は多い。ボクもその一人だ。何があっても笑う彼女にどうしようもなく惹かれてしまった。さあ、どうやってボクに堕ちてもらおうかな。

そんな事を考えていると

「いたー!!! 睡蓮ちゃーん!!」

オクタヴィネル寮の三人が、ハーツラビュル寮の談話室に乗り込んできた。

首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)!」

ボクの叫び声が響き渡ったと同時、トレイとケイトが動き出した。
アズール、フロイド、ジェイドの三人を床に座らせた。さて……おわかりだね?



******************

コメントくださった方々、ありがとうございました! ほんと、無理言ってすみません!

思ったよりも早めに3章が終わってしまいそうなので、4章……ホリデーに入るまでのシーンをリクエストくださればありがたいです!

例えば、ラギーとドーナッツ作り、とか! そんな感じでいいので、もしよろしければコメントください〜!

高評価、お気に入り登録、ありがとうございます♡
これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いしますネ!

もうちょっとで3も星が赤くなるのでは……!? と期待してます笑

136話→←134話


ラッキーカラー

あずきいろ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (212 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
452人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

オタクの夢(プロフ) - 初めまして。突然のコメント失礼します。アンケートの答えは2でお願いします。 (2020年7月11日 21時) (レス) id: 16ffb5e192 (このIDを非表示/違反報告)
メリ助(プロフ) - いつも作品を楽しみにさせてもらっています!アンケートは2でお願いします!続き頑張ってくださいっ! (2020年7月11日 20時) (レス) id: edf0a2913a (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 2でお願いします!続き楽しみにしてます! (2020年7月11日 5時) (レス) id: 90cb15719b (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 2でお願いします!無理せず更新頑張って下さい! (2020年7月11日 2時) (レス) id: ad5ac1eb93 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 2で、お願いします (2020年7月11日 0時) (レス) id: 868bfc1b28 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Chiharu | 作成日時:2020年6月27日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。