好きぴの過去えぐすぎた件【ヒロアカ/轟焦凍】 (ページ4)

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吉報ページ4

ゴゴゴゴゴ…と効果音のつきそうな雰囲気を出しながら先生が話しだす。

逃げるなら今のうちじゃね？これ。←

もしかして今日の猫ちゃんの話が嘘ってバレた？？

近隣住民が猫殺してる高校生いるとかそんな通報した？？

100%誤解じゃん！！

｢実はだな｣

『はい』

｢お前に___｣

『私に…？』

｢かの有名な___｣

あ、怒られるわけじゃなさそう。

さっさと言えよ。なに勿体ぶってんだよ。←

｢Mt.レディの所から職場体験の指名があった｣

『え！？』

｢ほら。うちの学校は、成績優秀者だけ先にそうゆうの体験できるだろ？仮免も、インターンもだ。｣

Mt.レディって、あのキタコレって騒ぐファンが多い人だよね！？

えどうしよう。嬉しい！！

スタイル良すぎて、デビュー当時から憧れてたんだよね。

デビューしてすぐに、人気になってたし！！！

『サインなら先生の分も貰ってきます！！』

｢今回、ここから指名が入ったのがAだけだから恥ずかしくない対応をしなさい。｣

ボケをスルーされたけどそれだけじゃ凹まないもんね！！

『はい！』

｢一日目の、朝のHRだけ来てもらってそこからMt.レディの事務所に行ってもらう。期間は1週間だ。次の日からは家から通っていいぞ。｣

『この時期なら、雄英生もいるんじゃないですか？？』

新人ヒーローは実績をつむために、職場体験に人を招くことが多い。

｢そうだな。誰がいるのかは分からんが、まぁ、友達も多い方がいいしな。｣

『うわぁ〜。楽しみだな。』

｢明後日からだそうだ！頑張ってこいよ。｣

『はい！！』

｢…サインも忘れずにな！！｣

『あー、覚えてたらあはは。』

今そこでそのボケを蒸し返したのか。

私をビビらせた先生なんかにお土産渡したくないもん←

スキップしながら、教室に帰るなり友達がニヤニヤしながら聞いてきた。

｢なんかいい事あったんじゃん｣

『職場体験行けることになりました〜拍手拍手！』

｢うぉっ！！まじで！？A、職場体験行くん！？｣

｢すげぇ…！さすが優等生だな！！｣

周りにいた子達が、私と友達の会話に反応して人が群がる。

1人で拍手してるだけで、拍手してくれる人はいなかった。

ぼっちで馬鹿らしくて、その手は直ぐに引っ込めた。

｢いつから行くの？｣

『明後日から一週間！』

｢静かになるね〜｣

｢成績伸びそうだわ｣

絶対それディスりじゃん。

ディスり以外の何物でもないじゃん！