男友達と転生したら世界を救うことになりました【創作】 (ページ10)

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09.「ケンスケさんすげえ」ページ10

A「すごいいっぱい取れた！！！」

ユウヤ「こんだけ取れりゃ腹もふくれるだろ」

目の前には１５、６匹ほどの魚。

もし余ったらケンスケさんにあげようとタカも提案し、定番の焼き魚を作ることにした。

タカ「ま、待てお前ら！！塩がねえ…！」

A「まあ、しょうがないよ」

タカ「塩がねえと焼き魚じゃねえ！！！うわあああーー！！」

頭を抱えうずくまるタカ。食べ物が好きなのでこだわりが強いのだろう。

そこでユウヤが口に出す。

ユウヤ「いや塩ならケンスケさんから貰ったけど」

タカ「マジ！！？？？」

ユウヤ「最初の頃は集めるの大変だから、って調味料系は貰ったよ」

そういうと次々とユウヤは調味料を見せる。佐藤に塩、しょうゆ、……あれは料理酒？とか、みりんあたりか？

A「ケンスケさん神かよ…」

タカ「ケンスケさん最高かよ……」

2人は手を合わせて拝む。先程までうずくまってたタカなんてとても喜びキラキラオーラを身にまとっている。

ユウヤ「とりあえず塩振って食うぞ」

A「でもいいね、こういうの。憧れてたわ～～」

ユウヤ「確かにな、楽しいもんなこういうの！」

タカ「少年に戻った気分だぜ…！！」

「「いや、まだ少年だろ」」

ハモリツッコミをいれると「お前ら息ぴったりだなーー！」とタカは大声で笑った。