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10.「寝床」 ページ11
数匹魚が余ったのでケンスケさんに届けると、嬉しそうに「ありがとうねぇ〜！」と言いながら、秒で食べ終えていた。
それを見てタカはす、すげ…と呟く。
ひとしきり挨拶も済み、とりあえず次は、隣の街に行ってみようということで3人で歩き出す。
しばらく歩いただろうか。あたりは暗くなり、少し肌寒い。
ユウヤ「流石に…ちょっと俺疲れた」
タカ「おれも〜……腹減った！」
A「ああ、ご飯ならさっきの魚がまだ残ってるから、これ食べて。あ、あそこで休むか」
適当にあたりを見渡すと丸太？のようなものが目につきそこで少し休息をとることにする。
タカ「うめえ」
ユウヤ「うま」
A「うまい」
ちなみにこの魚はケンスケさんが料理したものだ。ピザを片手に作ってたけど。
タカ「ピザ片手に作ってたのにうまい」
A「うわ、私も同じこと思ってた」
ユウヤ「……あのさ」
タカ「どうしんだよユウヤ」
Aとタカは不思議そうに見つめる。
ユウヤ「このままのペースで行くと半日後にしかつかない。ならここで野宿、となる」
タカ「野宿ぅ！？」
A「あはは！面白そう！！寝袋ならケンスケさんから貰ってきたよ！！」
ユウヤ「ケンスケさんほんとすげえな…」
タカ「の…野宿かあ…」
A「なんかきても守ってやるよ…」
タカ「イケボやめろwwwww」
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作者名：はるこてつ(べーきち) x他3人 | 作成日時：2014年11月3日 10時
