08.「食料調達」 ページ9
ケンスケ「そうだ、3人にゴールドあげるの忘れてたあ〜」
ユウヤ「ゴールド？」
ケンスケ「お金のことだよ！えーっと、ライトドラゴンだから……1人8000ゴールドだね！」
そういうとケンスケは3人に8000ゴールドずつ手渡した。
タカ「これって8000円ってことでいいんだよな？」
A「うん、いいと思う。でもなんかいいね、自分たちで初めて稼いだお金じゃん！」
タカ「確かに！俺らの高校バイト駄目だったしなー」
ユウヤ「にしても俺は腹が減った」
そういえばそうだ、転生(？)して数時間、何も食べておらず腹も鳴る。
A「ケンスケさん、食べ物とかはどうするの？」
ケンスケ「レストランで済ませるか、自炊だな。パーティの奴らは基本自炊だぞ？」
ユウヤ「じ、自炊か…」
A「ユウヤは料理音痴だもんね、食えたもんじゃない」
ユウヤ「うるせえ！！」
タカ「でもさ、自炊っつっても食材とかどうすんだ？」
A「魚とか釣ってみる？」
ケンスケさんに釣竿を三本借り、適当に川を見つけ釣り糸を垂らす。
タカ「なあこれ直接取った方が早くないか？」
ユウヤ「それは思った」
A「奇遇だな、私もだ」
そういうとタカはじっとこちらを見つめ、
タカ「アローナイトだろ？狙えや」
A「そんな無茶言うなや」
間髪入れずツッコミを入れると、
ユウヤ「てか川俺の魔法で凍らせれば取り放題じゃね？」
「「おめえ天才か？」」
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作者名：はるこてつ(べーきち) x他3人 | 作成日時：2014年11月3日 10時
