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03.「職業選択の自由…ってな…」 ページ4

店の看板が目に入る。

《職業洗濯店》



……洗濯?



字間違えてんじゃん…

ユウヤ「洗濯…?」


タカ「まあそれは置いといて!ほら早く早く!」



ギィ、と音を立てて扉を開けた。




『あれ?お客さんかい?』


そこにはちょっと小太りの丸メガネをかけた店主らしき人物が居座っていた。



タカ「ケンスケのおっちゃーん!さっき来た俺のこと覚えてる?」



店主の名前はケンスケというらしい。

ケンスケ『おお、タカくんかい! 』

ユウヤ「……仲良くね?」


「確かに…」


ユウヤはちょっと疑っている。




ケンスケ『あれ?うしろのふたりは…』


タカ「あっそうそう!こっちがA!で、こっちがユウヤ!」


私達は一礼する。




ケンスケ『そうかあ!タカくんの友達かい!まあゆっくりしていきな!』



そしてまたピザを片手に新聞を読み始めたケンスケさん。




「……職業って…?」



ケンスケ『あ、すっかり忘れてたわい!』



おいそれでいいのか店主!!!


心の中でツッコミながら、話を聞く。




ケンスケ『好きな職業を選びな』




タカ「俺勇者がいい!!」



タカは元から決めていたようだ。



ユウヤ「剣と盾…至って単純だな…」



「こっちは魔法系と…弓系だ…!」



ユウヤ「マジでか!?…お、俺、バトルマジック《魔法使い》がいい…」



ユウヤも決めたようだ。




「……私弓がいいな…」




スナイパーにした。





ケンスケ『あっそれは駄目だよ、上級者用だからねえ、君たちはこっち!』




差し出されたのはいかにもボロそうな装備一式だった。

04.「すっげーボロそう」→←02.「お前ら死んでたのか」



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作者名:はるこてつ(べーきち) x他3人 | 作成日時:2014年11月3日 10時

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