検索窓
今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:84,266 hit

36話 ページ37

ころんSide

こ「確かにそうだね。僕出てくるよ」

る「え……。めずらしい…」

こ「るぅとくん失礼!!別に珍しくないから!」

僕だって、誰が来たか気になるんだよ!!!
気になることは一番に見たいでしょ?

まぁでも時間帯的になーくんたちではないだろうし〜、宅配便とかかな?

こ「はーい」

ジェ「ころん!!!はよ出て!」

あれ、ジェルくん?!はやくね?!

こ「えっどしたの?」

ジェ「Aが…………!Aが…



.




.





.



事故にあったって……!」

え、うそ……でしょ?

こ「ジェルくんウソでしょ?!ねぇ!ウソって言ってよ!」

ジェルくんと僕の声に驚いたのか、いつの間にか莉犬くんたちが僕の後ろに来ていた。

ジェ「俺も嘘や言いたいけど…ウソやない!なーくん車で待たせとるから急いで病院行くで!」

急いで荷物を持って靴を履いて、外に出る。
運転席になーくんが乗ってる車が目に入り、その車に走る。

僕に続いて走ってきた3人も車に乗り込む。

こ「…なーくん。飛ばして」


な「うん」

なーくんは約束通りギリ違反にならないほどのスピードで車を走らせた。

なーくんが病院から聞いた話は、Aは帰っている途中信号無視した車に跳ねられたの事。
近くにいた人が救急車を呼んでくれて、早い処置が出来たから命に別状はないが、まだ目は覚めていない……って聞かされたらしい。

_____________________

る「はぁ……はぁ…あのAちゃんは…?」

医『神宮寺さんのご友人ですか?』

な「はい」

医『神宮寺さんが帰っている途中に車に跳ねられ……』

こ「それはもう聞きました!!はやくAに会わせて下さい!」

な「ころちゃん落ち着いて…!すいません」

医『いえ大丈夫です。…神宮寺さんのお顔見られますか?』

り「見ま(こ「だからそう言ってるじゃないですか!!」……ころちゃん…!」

なんで…!なんでAがこんな目にあわなきゃいけないの…!?

皆から落ち着けと声をかけられるけど、頭にはAの事しかなくてそんな声は僕の耳には入らなかった。

命に別状はないとしても、最悪のことがあるかもしれない…と思うといてもたってもいられなくて、はやく会わせろと医者に突っかかる。

医者は悪くないのはわかってるけど、そんな事考えられるほど僕は落ち着けなかった。


扉の前に立つ医者を押しのけ、Aがいるであろう部屋の扉を開ける。







『ん?……みんな!』

37話→←35話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
85人がお気に入り
設定タグ:stpr , 歌い手 , いちごの王子   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:瀬。 x他1人 | 作成日時:2019年8月19日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。