【ヒロアカ】その天才ちゃんは最強くんに惚れてるようで。【轟焦凍】 (ページ29)

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２８戦闘訓練-9 ページ29

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「お疲れさん！！
緑谷少年以外は大きな怪我もなし！

しかし真摯に取り組んだ！！初めての訓練にしちゃ皆上出来だったぜ！」

この訓練のおかげで皆の個性を知ることが出来た。
本当、上出来だったよね。(上から目線)

「相澤先生の後でこんな真っ当な授業…
何か拍子抜けというか…」

「ていうかオールマイト、Aちゃんに負けたよね…」

「聞こえているぞ芦戸少女！！？」

…オールマイトの強さはあんなもんじゃない事くらい私だって分かってる

生徒相手に本気出しちゃまずいもんね。

…オールマイトが本気を出しても私が勝てるように強くならないと。

じゃないと誰も守れない
それじゃ、何の意味もない。

「真っ当な授業もまた私たちの自由さ！
それじゃあ私は緑谷少年に講評を聞かせねば！
着替えて教室にお戻り！！」

オールマイトはそう言い残すと物凄い速さでこの場を去っていった。

ちょっと不自然で怪しいけど、まぁいっか。

「…？急いでるなオールマイト…
かっけえ」

ボソリと呟く峰田くん。

『峰田くんって言うことやること一々面白いよね。』

「本当か！！？」

飛びついてくるが軽く避けると地面にダイブした。
…え、大丈夫？

『別に面白いことしてる訳じゃ無いんだろうけど、私のツボ』

「えっ、オイラのこと好きなのか？」

『笑えない冗談だね』

……あれ、頭から超モギってる。
そんなにモギると血出るよ？…あ、もう遅いか。

「Aちゃん、お疲れ！戻ろ～！」

「お茶子ちゃん！お疲れ～」

血が出るほど超モギってるという謎な光景を見てからのお茶子ちゃんは癒しである。

「ちゃん付けって、長くない？」

ふと、そう尋ねられた。

『呼び捨てだと馴れ馴れしいかなって…』

今までに友達はもちろんいたが、正直言って友達との接し方があまりよく分からない。

凄く社交的な子で素敵なお茶子ちゃんが眩しいくらい。

「お茶子でいいよ！Aって呼んでいい？」

『…！うん！』

(嬉しいなあ。)

そうして更衣室に戻ると八百万百ちゃんという発育の暴力が私に襲いかかった。

私は瀕死状態であとの授業に望んだ。