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__「俺の術は血を吸った相手の記憶を操る事が出来るんだ……。また相手の脳に声を届けることが出来る。その時相手の頭には激痛が伴う。
現に今、彼の記憶は無く2人は頭が割れるほど痛いよね」
『……うるさい、黙れ、返してよ、返して…!』
__「君がここへ堕ちると言うのなら。」
行きたくない。
お前の所なんかに、絶対に!
__「諦めることだね
まぁ、絶対に記憶が戻らないって訳でもないんだけど……戻る確率は7%かな
俺を殺せば100%だけど、殺せないよねぇ?」
『殺してやる!!!絶対に!!
善逸に手を出した事、絶対に許さない…!!!』
凶迷の笑い声が頭に響く。
あぁ気持ち悪い。
「_さん!」
善逸は大丈夫だろうか。
さっきは頭を抱えていたし、アイツの声が聞こえてるんじゃないか?
「__さん!!」
『……凶迷……零……』
「Aさん!!」
『っはい!!?』
急に自分の頭を襲っていた激痛から解放され、
しのぶさんに呼び起こされる。
「凶迷……それがあなた方2人をそんな風にしてしまった悪鬼の名ですね」
『……っ、聞こえてたんですか?声が、』
「声ですか?いえ、特に。
Aさんがそう口にしていたので…」
あ、そっか、
血を吸った相手にしか使えない術なんだっけ
「……お館様の御成です」
『……!』
その声が聞こえた瞬間、柱たち全員が伏せた。
私もそれにつられ伏せる。
「え!?え!?どうするのこれ!?」
「とりあえず真似しようか善逸!?」
炭治郎が善逸と伊之助を引っ張り、
柱の後ろで立膝をついた。
あれ、私普通に柱と同じ場所に並んでるけどいいの?
殺されないかな?特に隣にいる目がやばい人に!!
傷だらけでとりあえず顔が怖い!
「……おはよう、可愛い子どもたち」
とても静かで、透き通ってて、
直接頭に入ってくるような優しい声だ。
これがお館様か……
どこか安心する。
「今日は柱合会議でも何でもない
君たちに来てもらったのはAについてだ」
『……!』
一気に注目を浴びる。
柱全員から見つめられるのってこんなに重いのね!?
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るーあ - ガチめに泣きました…もう…一生読んでられます…最高です…(語彙力無) (2019年12月25日 20時) (レス) id: e490d5357b (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - Mahtaさん» そうですそうです!!!小説の力をお借りして下弦の参のみを復活させました〜!他の加減はもう居ないです……だがしかし。実は彼、下弦ではなく……。おっと、ネタバレになってしまうのでここら辺で!!(o´艸`) (2019年12月14日 19時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
Mahta(プロフ) - あれ台詞あってない気がする(今更) (2019年12月14日 19時) (レス) id: 7a57e948cf (このIDを非表示/違反報告)
Mahta(プロフ) - 下弦の参って原作ではあれっすよね?ほしさんが声当ててるあの人、、、「ダメだ、、、おしまいだ!心は読まれ、肯定しても否定しても○される」の人ですよね?けどあれですよね!小説の力d(( (2019年12月14日 19時) (レス) id: 7a57e948cf (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 美夏さん» なななななんですとおおぉ!!?嬉しいです!!!!更新だいぶ遅れてますね(´・ω・`)今週中には更新したいと思いますので!!(((o(*゚▽゚*)o))) (2019年12月11日 22時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おもち | 作成日時:2019年10月20日 23時