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ある日、アオギリの樹に新人が入ってきた






「タタラさん!」



タタラ「なに」





貴「……。」






その子はリキちゃんといって、なんでもこの近くの地区のリーダーだった子だとか。


喰種捜査官と戦っているところにタタラが通りすがり、その力を見てアオギリに勧誘したらしい







でもさ








リキ「今夜はどんな任務ですかっ?」




タタラ「…さぁ」




リキ「えー、さぁってなんですかー」








…と、タタラの腕に自分の腕を絡めてる






貴「……私もしたい」((



エト「A、よだれ」



貴「おっと」







エトにティッシュを渡されヨダレを拭いた


…ありがとう。((







タタラ「…A」



貴「なに」





イライラしてるから返事もちょっと素っ気なくしてしまった






タタラ「何怒ってるの」




貴「怒ってない」




タタラ「今日、夜遅くなるから」




貴「えっ」






それってさっきリキちゃんが言ってた『今夜の任務』ってやつ?






貴「…………………ふーん?」




タタラ「先に休んでて」




リキ「なになに、タタラさんと同じ部屋で寝てるの?」




貴「…………………………うん」




リキ「いいなぁ…!
ねぇタタラさん、私も一緒に暮らしたい」




貴「え!?」







ちょちょちょ…さすがにわたし、嫉妬する

いやもうバリバリ嫉妬してるけど((






タタラ「…こいつは一応訳があって暮らしてるだけだから」




リキ「えー…」




リキちゃんがタタラに見られないように私を睨む







あー…わたし、相当嫌われてるな







タタラ「そろそろ離れろ」




リキ「えー、寂しいですー」




タタラ「…」






タタラはその腕を振り払い、席を立つと私の元へやってきた







タタラ「…首の包帯は巻き変えたか」



貴「変えてない」



タタラ「…来い」








…リキちゃんはいいのかな








背を向けて部屋を出ていこうとするので、遅れないように小走りでついていった














「なにアイツ」






部屋を出ていったAを睨む者が一人。







エト「……」








その様子をエトが黙って見ていた









「いまにみてろ」

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おもち(プロフ) - まっちゃさん» 嬉しいですありがとうございます…(//∇//)\ 頑張ります!! (2018年12月25日 21時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - とても面白いです!続き待ってます! (2018年12月25日 20時) (レス) id: c064f2d099 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おもち | 作成日時:2018年12月16日 0時

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