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貴「…。」




タタラ「…。」






その後、私とタタラは自室で食事を取っていた







貴「…吐きそうなんだけど…」



目の前にはグロデスクな光景






タタラ「……俺もだ」




タタラも私の食べ物を見て心底嫌そうな顔をしている







タタラ「よくそんなもの食べられるね」




貴「私からしたらタタラもだよ」






「「………ぷっ」」







こんな生活も悪くないと思った




いやむしろ毎日この生活を送り続けたい((








タタラ「こんな事聞くのは今更なんだけど、家に帰りたくないのか」




貴「へ?家?」




タタラ「…あぁ」






家かあ…。しばらく帰ってないし大学行ってないしニュース見てないし、もしかしたら私行方不明者とかになってそう






貴「…まぁいいよ
帰っても誰もいないしつまらない」




タタラ「家族いないの?」




貴「まぁね」




タタラ「…へえ
俺もいない」




貴「えっ」







タタラの家族はどこかにいると思ってた。


私と一緒だ







貴「まぁ、いつか死ぬんだから」




タタラ「…そうだな」







「「…おえ」」






やっぱりお互い気分の悪くなる食事。


こんなシリアスな会話なのに集中できない






…おえ







タタラ「…不味そうな匂いだな」



貴「こっちのセリフだ」






でも、何度見てもかっこいい赫眼。


あっ、鼻血出そう






タタラ「何?」



おっとつい見すぎてしまった





貴「タタラのその目、かっこいいなって」





タタラ「…この目が?」







タタラは手を止め、私を見てくる








貴「あの、そんなに見ないでください
鼻から血が出そう」





タタラ「死ね」





貴「辛辣すぎるだろ」

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おもち(プロフ) - まっちゃさん» 嬉しいですありがとうございます…(//∇//)\ 頑張ります!! (2018年12月25日 21時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - とても面白いです!続き待ってます! (2018年12月25日 20時) (レス) id: c064f2d099 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おもち | 作成日時:2018年12月16日 0時

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