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貴「……ベッドも広いし…なんていい部屋なんだ…」





ふかふかのベッドに瞼が下がってくる







貴「ふぁ〜…」








眠気に耐えられず、タタラが帰ってくるのを待とうと思っていたのに眠りについてしまった





















_ゴトッ







貴「…ん…」








_ドサッ






貴「ゴォフゥッ」((





……一気に眠気が飛んだ。(真顔)






貴「な、ななななに!?」






腹の上の重みを押しのけて上体を起こす



…真っ暗で見えない。







枕元のテーブルランプを付けると、足の上に乗っかるのは血塗れのタタラ。






貴「ッッッ!?」





もちろん寝起きで寝ぼけてた私は声にならない叫び声を上げる((








貴「っ…?」








深呼吸をしてもう一度うつ伏せに寝ているタタラに目を向ける







貴「あれ…うご、かない?」




なんで動かないの?


血塗れで…






貴「え?うそでしょ?」






揺すってみても起きない、動かない









貴「った…タタラ…?」





次はタタラの背中を叩いてみる









タタラ「…っん……うるさい、何」





貴「い、生きてる…?」







めちゃめちゃ不機嫌な顔で見つめられるけど、生きてて安心してそんなことどうでもよくなった








タタラ「死ぬわけないだろ、馬鹿?」



貴「おい、心配してた人に向かってそれはないだろ切ない」






そういえば言ってたな、アヤトが

「返り血」だって。







貴「何してきたの?」



タタラ「人殺してた」



貴「あっ、そう……。」






何も言えないとはこの事か。








タタラ「お前、風呂入ったの?」




貴「あ、分かる?」




タタラ「髪濡れてるし石鹸の匂いがする」





髪を触られてくすぐったい







タタラ「…悪い、これ以上近づくと血が付く」



そうだ、タタラは血まみれだ。





貴「今からお風呂?」




タタラ「当たり前だろ」







よく見たらタタラの銀髪に血の赤色が映えていて綺麗


初めて会った時みたい






見惚れていると



タタラ「なに?」



と言われてしまった((








貴「いや、銀髪に赤色ってすごく綺麗だと…」



タタラ「…ふーん」






と、タタラはそっぽを向いてお風呂場に向かっていってしまった






…あ。私、下着脱ぎっぱなしだ






貴「………よし、怒られる前に寝よう」((









私はバレないうちにこのまま寝ることにした。((

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おもち(プロフ) - まっちゃさん» 嬉しいですありがとうございます…(//∇//)\ 頑張ります!! (2018年12月25日 21時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - とても面白いです!続き待ってます! (2018年12月25日 20時) (レス) id: c064f2d099 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おもち | 作成日時:2018年12月16日 0時

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