【東京喰種】逃げた先で出会ったのは危険人物【タタラ】Part１ (ページ18)

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タタラたちが出ていって一時間。

貴「ひーーーまあーーー」

アヤト「うるせぇ。」

雑誌の角で叩かれた((

貴「…いつもこんな感じなの？」

アヤト「こんな感じって？
まあタタラさん達が出て行った時は俺たち残りの奴らが留守番するけど」

貴「なんか楽しい」

アヤト「まぁお前は何もしなくていいからな」

一瞬、アヤトの表情が悲しそうに見えた

アヤト「言っとくけど、俺はお前がここに居座るってのは認めるが仲間としては認めねぇ

きっと瓶たちも俺たちと同じだ」

貴「え、じゃあ…」

アヤト「そう。何かあればお前なんかすぐにでも殺してやる」

貴「こ、こわい…」

目がマジだ。

これから大人しくしていた方がよさそう…((

アヤト「つか、喰種まみれのこんな所にいても平気なのか？お前は」

貴「まぁそう考えるのが妥当だよね
まぁ…喰われそうになったら怖いけど

楽しいからいいやって感じです」

アヤト「…なんで敬語」

と、少し笑ったアヤト

貴「アヤトって綺麗な顔してる」

アヤト「は！？」

これが世にいう美男って感じ。

これ、大きくなったらかっこよくなるな～きっと。

アヤト「…ふん」

貴「ありゃ」

照れたのか、アヤトはそっぽを向いて雑誌を再びめくりだす

…可愛い((

貴「タタラたち帰ってくるの何時くらいだろ？」

アヤト「いつもはだいたい朝だな」

貴「朝！？」

アヤト「夜に行動することが多いから」

今の時刻は21時。

明日かぁ…

つまらない

貴「アヤト、私寝る！」

アヤト「どこで！？」

貴「タタラの部屋」

アヤト「そ、そうだよな…うん…
びっくりした……」

アヤトは顔を赤らめて深くため息をついた

貴「ここで寝ると思った？
さすがに申し訳ないしタタラの部屋で寝るよ」

アヤト「ﾁｯ……別に。
ほら、行くぞ」

雑誌を放り投げ、部屋を出ていってしまった

貴「うわ、暗っ」

廊下は真っ暗。

こんなんじゃあいつ襲われてもおかしくない

アヤト「ばぁーか、ここにあるだろ」

アヤトが指をさしたのはスイッチ。

そんな所にあったのか。気が付かなかった((

パチッと付けると一気に明るくなる

貴「タタラの部屋へレッツゴー！」

アヤト「うるさい」

アヤトの手を引いてタタラの部屋へと向かった