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貴「っ…!」
私は必死に逃げていた。
「女ァ!肉ゥ!」
貴「私太ってないし!!!」
ヨダレをダラダラと流しながら追いかけてくる、今世間を騒がしている喰種という種族。
貴「やば…ここ、人気ない」
追いかけられがむしゃらに走っているとまったく見知らぬ場所。
確か、この辺りって…
「チッ…こんな所まで来ちまったぜ…
“アオギリの樹”に気づかれる前に喰っちまった方が良さそうだな…」
貴「アオギリの樹…?」
この辺りは過激派喰種集団が集まっている区域。とニュースで見たことがある
貴「…っ」
ここまでかな?
「ふん、やっと諦めたか」
貴「と見せかけてダッシュ!!」
「はァ!?」
残念、私はそんな簡単に諦めないぜ。
私はもう振り返り、振り返り、全速力で走る。
するとちょうどそこに曲がり角が現れた
…よかった、そこでアイツをまくことにしよう
_そう思い曲がった瞬間。
貴「…っへぶっ!!」
硬いような柔らかいような、“何か”に顔面を強打した
貴「っててて…」
鼻をさすりながら見上げると
「……。」
貴「……。」
赤い鉄の何かを口元に着けた、白く背の高い人がそこに立っていた
・
___全てはこの時から始まった
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おもち(プロフ) - まっちゃさん» 嬉しいですありがとうございます…(//∇//)\ 頑張ります!! (2018年12月25日 21時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - とても面白いです!続き待ってます! (2018年12月25日 20時) (レス) id: c064f2d099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おもち | 作成日時:2018年12月16日 0時