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| CSS  一頻り陽気な悲鳴が笑う

 死ねと叫ぶたび君は生きるので

 絶望に少し似ている夢の後

 華美な幕開けというには儚く脆弱な



 貴方の確かな死の中で、私は確かに生きている

 猛禽類のような夜を着て

 棺の上で晩餐会

 未来をばら色に染めた今日という日に

 毒々しく美しく命と共に流れる赤の、



 引き金にかけた指がひとりでに

 続くべきところへ続く、

 小さなナイフは銀色で、それが死だと言はしめてゐる

 物思い打ち消してゆく黒揚羽

 愛のように冷たくて



 神の美しい偶像に誓って

 あのくちびるは薔薇ではない

 ベルベットにはあの花を

 獣の数字は666である

 膿んだ傷を産んだナイフ



 凹面鏡に繰り広げられる世界は

 美しい指先にプロージット

 夜のインバネスを展翅して

 短命少年の懐にナイフ

 全力で悔いろ人でなし



 数えた羊を闇に葬る

 盲目的な信仰者ではないけれど、どうか神様

 足を洗いたくば手を汚せ

 眠らない街で割れないように卵を抱いて

 瞼の裏に続く世界執筆状態:連載中

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作者名:イツキ | 作者ホームページ:何時か作る予定  
作成日時:2020年10月16日 0時

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