第41話 ページ42
貴女side
遂に来週、誠凛戦だ。
皆は誠凛が嫌いだからな……少しピリピリしてる
私は家でゴロゴロしながら誠凛戦への対策を練っていた
ピロン
ケータイがなった。LINEの通知音。
『誰だろう?』
〈来週、試合ですね。よろしくお願いします。手加減無しで。黒子〉
『!!』
黒子君からだ……
『《もちろん。手加減なんてするつもりないから。笑楽しみにしてる、よろしくね。》っと…ちょっと冷たすぎたかな?まぁ、いっか』
送信、っと……
男と喋るなって言われたけど…メールだし、会ってないし、大丈夫だよね?
一応、バレない様にしとこう
私はパスワードロックをかけた
次の日
部活終わり、いつも部室で皆が着替えている
その間私はボールを倉庫へしまいに行く
そして部室へ向かう
ガチャ、と部室の扉を開けた
その瞬間、5人からの視線
『な、、何か?』
皆、様子がおかしい
カタカタと震えながら原先輩は尋ねてくる
原「……ねぇ、これ……どういう事?」
原先輩の手には、私のケータイ。
そしてその画面には、
私と黒子くんの、昨日のやり取り
何故?パスワードロックをかけたはず……
原「ねぇ!なんで!?なんで連絡なんか取ってるの!?なんでなんでなんで!?約束したじゃん!!ねぇ!A!!」
原先輩は私の肩を掴み激しく揺らした
瀬「……A、なんで約束、守ってない訳?」
瀬戸先輩はいつも以上に低く、怒気を含んだ声で尋ねてくる
『ごめ、なさ……』
古「謝罪なんて求めていない。何故か、と聞いているんだ」
古橋先輩も物凄く静かに激怒している
山崎先輩も、いつもの優しい表情は無く、私を見つめていた
そして何より……
真先輩の視線が、1番怖かった
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まーさん - 狂ってるほどいい!真先輩たちめっちゃ可愛いと思ってしまった…最高でした! (2022年2月15日 22時) (レス) @page49 id: 7b4a2333df (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - 続きが無いだと!?読みたいです!!面白かったです! (2020年1月28日 20時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - (^p^)さん» コメントありがとうございます!終わり方気に食わないので続編考えてますが内容が思いつかず(汗)出来次第お知らせします! (2019年9月26日 17時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
(^p^) - いつの間にか終わってた…← (2019年9月26日 16時) (レス) id: cb3cd906f4 (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 魔理沙だぜさん» コメントありがとうございます!!更新不定期ですが気長にお待ち頂けたら嬉しいです! (2019年6月20日 0時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風花 | 作成日時:2019年3月21日 21時