吸血学園［ONEPIECE］

第7話 ページ8

ルフィ「悪ぃな！飯、美味かった！俺はルフィ！お前、2年の転入生か？」









『うん、知ってるんだね。ってか、何で倒れてたの？』









ルフィ「朝遅刻しそうで飯食いそびれてたんだ……そしたら腹減って」









そう話す彼の顔はまだ青白くて、具合悪そうだった









『大丈夫？顔色悪いよ？』









ルフィ「あー、ここ暫く血ィ飲んでないんだ。食堂の義血くっそ不味いから。俺、食いもんの好き嫌いはねぇけど、血は不味いのは嫌いだ」









『え、でも血を飲まないと死んじゃうんじゃ……』









ルフィ「あんな不味いの飲めねぇ！」









ルフィはそのままフラフラ壁にもたれかかった









その瞳は赤く染っていた









ルフィ「やべ……流石に……死にそ……」









『ちょ、ルフィ！？大丈夫？……血、飲む？』









ルフィ「え？」









『ここで死なれちゃ困るし、ちょっとならいいよ』









ルフィ「悪ィな……んっ……」









ルフィは私を引き寄せ鎖骨あたりに噛み付いた









『ッ……』









ルフィ「……っはぁ、何だこれ……甘……めっちゃうめぇ」









『ッ！！……ルフィ、ちょっと痛い……』









ルフィ「ごめん、もうちょっとだけ……ん……」









ルフィは少し吸ってから離した









顔を見ると随分顔色が良くなっている









ルフィ「お前の血、めっちゃうめぇな！！また飲ませてくれよ！」









さっきのぐったりした人はどこへやら……









満面の笑みで言われた









『やだ！これっきり！』









ルフィ「頼むよ〜、ココの義血くっそ不味いんだ」









ガラッ









その時、
保健室の扉が開き、二人の男の人が入ってきた

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