吸血学園［ONEPIECE］

第31話 ページ32

以来、学校で一人でいる時間はかなり減った









エースやサボといる時間が増えた









ルフィ達も、
休み時間になる度会いに来る









ルッチやカクも最近関わる事が増えた









3年生では、コラソンさんやミホークさん、
以外にもクロコダイルさんが仲良くしてくれている









かなり、幸せな時間を過ごしていると思う









エース「なぁ、Aって好きな奴いるのか？」









休み時間、不意にエースにそんなことを聞かれた









『皆好きだよ？』









私の答えに全員が呆れ顔をした









ルッチ「違う、異性として、恋愛感情で好きな奴はいるのか？」









『あー、そういう事か。うーん、恋とかよくわかんないから、まだいないかな』









カク「初恋はもう終わっとるのか？」









その質問に、私は一瞬だけ止まる









サボ「A？どうした？」









『え、あ、ご、ごめん。初恋？初恋かー、7歳の頃にもう終わったよ。……私、ちょっとトイレ行ってくる！』









私は教室を出た









皆、何かを察してしまったかもしれない









私の、初恋、かぁ……









正直に言うと、私の恋愛は７歳で止まってる









“あの日”以来、何も変わっていない









踏み出してすらいない









私はずっと、“あの日”から、止まったまま









『……もう一度、会えたりしないかな』









小さく呟いた言葉は誰もいない廊下の闇に消えていった

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