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第3話 ページ4

シャンクス「人間にはわからんが、ヴァンパイアは血の匂いに敏感なのさ。《姫》の血は世界一の極上品。1度飲んだら病み付きで忘れられなくなる」









『?……私の血が、ですか?』









シャンクス「……俺も一応ヴァンパイアでね。直感でわかった。この子は姫だって。」









センゴク「……だが、考え無し過ぎた。世に出ているヴァンパイアから君を守る為にこの学園で保護した訳だが、この学園は吸血鬼の宝庫だった事を忘れてた」









『え、そこ忘れちゃダメでしょ』









ガープ「ガッハッハッ!まぁしゃーないしゃーない!この学園に居る限り血は吸われるかもしれんが、絶対殺させはせんからのう!安心せい!」









『安心できる要素がヒトツモナイデス……』









鶴「……きっとお前さんの噂はもう学園中に広まってるよ。血を狙う奴も出てくるだろう。気をつけな」









『えーと、十字架とか?持っとけば大丈夫ですか?』









シャンクス「ハッハッハッ!それは迷信だ、俺達吸血鬼には十字架なんでこれっぽっちも効かないさ!」









『ニンニク』









シャンクス「効かないさ」









『光』









シャンクス「多分それも無意味。陽の光は苦手だけどライトは平気。陽の光も森の中だと遮れてるし、弱点は無いさ」









『…………私死ぬ気がするんですけど。』









シャンクス「頑張れとしか言えねぇ」









鶴「まぁ、色々大変だけど死にはしないから。何かあれば私を頼りな。この学園の奴らも全員が全員血に飢えてる訳じゃないしね。」









『あの、吸血鬼って、血を飲まないと死んじゃうんですか?普段はどうやって……?』









鶴「吸血鬼は食事は人間と同じ物を食べる。血は飲み物だからね。普段は食堂で義血を配ってるんだ。一週間以上血を飲まなければ干からびて死んでしまうね。」









『なるほど…色々教えて下さりありがとうございました』









鶴「聞き分けいい子で助かったよ。うん、下がって良い」









『……失礼します』









Aは寮の部屋へ向かった









部屋のベッドに倒れ込み枕に顔を埋める









『……まじか……』









その夜、不安を口にして眠った

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れい!(プロフ) - 続き気になりますもう更新はしないのでしょうか? (2022年10月20日 0時) (レス) @page46 id: 9b5f9f849f (このIDを非表示/違反報告)
ななせ(プロフ) - 続きが楽しみです!更新頑張ってください! (2022年9月28日 23時) (レス) @page46 id: 2b16648ba7 (このIDを非表示/違反報告)
猫iok - END楽しみにしてます!頑張ってください🔥 (2022年9月8日 22時) (レス) @page46 id: dab24af7d6 (このIDを非表示/違反報告)
アキ - 小説読みました!end楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2021年7月5日 14時) (レス) id: 76759c51ff (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 契約のやつって、なんかチョコレートヴァンパイアに似てますね! (2021年5月18日 14時) (レス) id: 4da355a2f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美月・風花 | 作成日時:2019年9月13日 3時

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