吸血学園［ONEPIECE］

第29話 ページ30

…





……発 情 期……









この学園のヴァンパイアは今その時期に入っている









そんな中私は1人、まるで餌みたい









ドフィ「よォ、姫さん。また会ったな」









どうやら今日はついていないようだ









周りに誰もいない時に1番危ない人に会ってしまった









『何でしょうか、ドフラミンゴさん』









ドフィ「そんなに睨みつけなくても良いじゃねぇか、俺ァ血を吸いに来ただけだ」









ドフラミンゴさんはジリジリと近寄ってくる









『……お断りします。』









ドフィ「この状況で断れるとでも？」









ドフラミンゴさんは私の手首を掴み壁に押し付けた









『ッ……』









ドフィ「いいな、その苦痛に歪む顔…すげぇ唆る」









ドフラミンゴさんは私の首に牙を立てた









『……ッ！！……ん……いっ…た……』









ドフィ「んっ……甘……俺のモノにしてぇ」









もう一度ドフラミンゴさんは牙を立てようとした









その時









バシッ









ドフラミンゴさんが吹っ飛んだ









彼を殴り飛ばしたのは……









『サボ、エース！！』









サボ「A！！大丈夫か！？」









私はドフラミンゴさんに血を吸われすぎて意識が飛びそうな状態だった









エース「チッ……あんにゃろ……ぶっ飛ばしてくる！！！」









エースが走っていこうとするので私はエースの袖を掴んで引き止めた









『だ…め……いかな…いで……』









エースは悔しそうな顔をして
「クソッ……」と呟いた









ダメだ、意識が飛びそう……









サボは私を抱き締めて囁いた









サボ「もう大丈夫だから。ちょっと寝てろ」









私はその囁きに身を任せ意識を手放した

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