吸血学園［ONEPIECE］

第18話 ページ19

えー、何故でしょうか









只今保健室にて全く知らない男子、
多分1年生？に抱き枕にされております←









イヤなんでこうなったかって言うと……









最近何故か血を吸われる事が増えまして。
(仲良い人に対しては拒否権なくなってきた気がする。1年にまで吸われるんだぞコノヤロー←)









貧血で保健室行ったら先生がいなくてですね。
(アレなんかデジャヴ？)









ベッドの前まで来たらこの子が寝ておりまして。
寝ぼけてんのか急に抱きしめられてそのままこの人爆睡中。……って訳なのですよ









イ ヤ な ん で こ う な っ た









『あ、あの〜……？』









キッド「……んぁ……？誰だテメェ」









『2年の月夜A。何で急に抱き枕にされてんの私←』









キッド「あぁ……わり、寝惚けてた。かも……」









彼は起きあがり私を離した。
見かけによらずいい人そう？









『きみは？』









キッド「1年、ユースタス･キッド。ってかお前、顔色悪ｨけど大丈夫か？」









『え？あぁ、うん、軽く貧血なだけ。』









キッド「あー、お前アレか、ルフィがギャーギャー騒いでた、血がめっちゃ美味ぇ奴」









『……ルフィ〜……あんにゃろ〜……』









キッド「くれよ。その血、少しでいいから」









『貧血って言ってるの聞こえてた？』









キッド「寝りゃ治る。」









キッドは私の髪をすくい噛み付いた









『……んっ……いっ……』









キッド「……はぁ、なんだコレ、めっちゃウメェ。」









私はキッドを押し返した









キッド「いって……ちっ……足りねぇな。貧血治ったらすぐ吸いに行く。早く治せよ」









キッドは私の頭を撫でて保健室を出ていった









『先輩に敬語使うって事を知らないのか最近の若造は……』

第19話→←第17話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す