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黒井「まさか盤星教信者…非術師にやられるとは」
※盤星教信者とは敵対組織の一つ
「自分が情けない」
夏油「不意打ちなら仕方ないですよ。私の責任でもある。」
と話す黒井と夏油。
そして、ナマコを掴み爆笑する五条と「キモッ!!キモなのじゃー!!」と同じく爆笑する天内。
その向こうで満足したように転がるネコとくつろぐおっさん。
ネコ「あー…超楽しかった」
おっさん「そりゃ、良かったなァ。ネコ」
ネコ「リーダーとオカマには悪い事したね」
おっさん「いやいや、たまにはいいだろ。いつもと違う組み合わせも新鮮だぞ」
ネコ「…おっさん、まさかロリコンになったとか?」
おっさん「悪いな、俺は妻一筋なんでね。お前に興味はねぇよ」
ネコ「ちぇーつまんないの」
とくだらないやり取りをしていると、遠くで夏油が「悟!!時間だよ」と大声で呼びかけていた。
だが、天内がしょぼんと落ち込んだのを見て、五条が「戻るのは明日の朝にしよう」と夏油とやり取りをし始めた。
おっさん「青春だねェ…」
ネコ「ねえ、あたし達空気扱いなんだけど。酷いね」
おっさん「そりゃ、俺らはただの使いパシリだからな。学生時代にしか味わえない青春を見てようぜ」
ネコ「んー、それもそうだね」
と本人達が知らないところで面白がっているおっさんとネコだった。
一方、リーダー達はと言うと…
オカマ「はー、いいわねぇ。あのチビとおっさん。沖縄かー、いいな〜」
と羨ましがっていた。
リーダー「私はあまり魅力を感じないが、そんなに行きたかったのか?沖縄」
オカマ「そりゃ、タダで行けるなら行きたいわよ」
リーダー「それじゃ、今度行くか?」
オカマ「そんなお金、無いでしょ」
「はぁ…」とため息をつくオカマと本を読み続けるリーダー。
オカマだけがつまらなさそうだった。
この穏やかな時間も次の日、終わりを告げる。
………………………
原作を知っている方は分かりますが、ここからシリアスです。
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作者名:中ミカン | 作成日時:2020年11月23日 1時