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休日 ページ5



寒い。

寒すぎる。

今日はせっかくの休日だからともやと朝からお出かけする予定なんだけど…


流石に寒すぎてベッドから出たくない。


私はまだ隣ですやすや寝ているともやを見る。


一応起こすか。


「…ともやぁ〜朝だよぉ〜」
「んー……」

私がともやの体を軽く揺すり声をかけると掛け布団を持って頭まで被るともや。

「…寒すぎて出たくない」


と、ぼそっと聞こえてきた。


「もうお昼からでもいいかな?」
「…うん。昼からにしようぜ」
「…じゃあ私ももう一回寝よっと」
「ん……」


起こしていた体をまた元に戻し、布団を被り直すとゴソゴソとともやが動いたと思えば体に回されるともやの腕と脚。


だから人をすぐに抱き枕にするんじゃないって。


普通は彼女が彼氏に抱きつくもんだと思うんだけどな。


私もゴソゴソと体勢を直してともやに抱きつく。


あったかい。


ともやの匂いと体温ですぐに瞼が重たくなる。


こんな休日もたまにはいいかな


私たちは冬になるとこんな休日ばっかな気がするけどって思ってるのは内緒。

にゃー→←徹夜



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設定タグ:夕闇に誘いし漆黒の天使達 , ともやん , 夕闇   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ななみ | 作成日時:2019年11月20日 2時

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