最終話 妖に家族を ページ49
狐優紀side
転生し、妖界で一時的に育てられ、2度目の追放を言い渡された私達は赤塚神社に向かい、気を失って病院に搬送された。
体には異常は見つからず、病院を出ることになった私達があったのはすっかり大人になったおそ松達。
松野家に行けば天藍がいて、飛びついてきた。
皆にあまり変化はないようで、私達が安心したのは言うまでもない……が。
狐優紀「何で全員ニートよ…」
羽実果「ちょっと衝撃」
チョロ松あたりまともに仕事探したりしなかったの?
頼むよ本当。
お「お前らだってバイトできる年齢なのにしてないんだからニートだろ!!」
羽実果「私してますが」
お「それは初耳……」
一「兄さんは就活もバイトもしてないんだからアウトでしょ」
天藍「それを言うなら一松様もですよ」
天藍、一松共にご最もである。
そんな訳で、特に学校も行っていない私と天藍、ニートの六人、たまにバイトで消える羽実果は真昼間から松野家にてダラダラと過ごしている。
ここ数年の間に、私も羽実果も多分おそ松達や天藍も、友達や家族を失う辛さを痛いほど知った。
だからこそ、今世ではこの命を大事に生きていくんだ。
妖怪ほど丈夫でない体で。
狐優紀「ていうか、早く仕事探しなよおそ松」
お「お前にだけは言われたくねえ!!」
end……?
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作者名:スノーローズ | 作成日時:2017年7月16日 20時