４５話 静かと思ったらそんなことなかった ページ5
狐優紀side
あぁ、静かだな。
いつもあの集団の中にいるせいか部屋の中がすごく静かに感じる。
ｽﾊﾟｧﾝｯ
狐優紀「うわあああ!?な、何じゃ!?」
物凄い音を立てて家…と言うか神社の戸が開かれる。
てか音でっか!?すっごいびっくりしたよ!?何なんだ!?
天藍「十四松様…もう少しお静かに」
十「あいっ！」
あ、十四松君か……本当びっくりしたぁ。
お「十四松〜!!」
天藍「おそ松様もお静かに!!」
おそ松君も来た……って事は。
全松-馬鹿松「｢十四松!!｣」
羽実果「姉さん生きてる〜!?」
天藍「だからッ!!」
あー結局全員きたのね。
てか天藍大変そー。←
狐優紀「……ていうか羽実果、勝手に殺すな馬鹿者」
羽実果「あ、生きてた」
チ「いやいやいや!!死んでたら困るからね!?」
おー、チョロ松君ツッコミお疲れ様〜。
天藍「狐優紀様!!起きていてよろしいので!?」
狐優紀「天藍、妾は半妖じゃ、ちょっとの熱など寝たらすぐ治る」
うん、間違ったこと言ってない。
現に熱下がってるし。
第一私そこまでやわじゃない。
お「へぇ、半妖ってすげえな!!」
羽実果「そんなこと言う人初めて見た……」
羽実果は目を丸くして穴が開きそうなほどおそ松君を見た。
お「えー、そういうもんか?つか羽実果、穴あきそう、そんな見んなw」
狐優紀「相変わらず名前覚えるの早いなぁ」
チ「突っ込むのそこなんだ、あって数時間も経ってない人を呼び捨てしてるとこじゃないんだ」
え?それはもう今更って感じじゃない?
羽実果「姉さんいつの間にこんないい友達を」
狐優紀「その感動したみたいな言い方やめてくれんか?」
何気に傷つく。
私が人と関わるの嫌がってるみたいになってる。
いや、たしかに少し前までは嫌だったけど。
目の前でワチャワチャし始めた友人達を見ながらぼーっとそんなことを考えた。
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作者名：スノーローズ | 作成日時：2017年7月16日 20時
