76話 私達は… ページ36
おそ松side
消えた……狐優紀と羽実果の母上達が。
自分達の娘を守って。
銀「ハッ所詮は魂だけの紛い物か」
銀は鼻で笑うと羽実果と、狐優紀を見やった。
羽実果「っ……銀!!」
立ち上がった羽実果の瞳には涙が浮かんでいて、怒りが空気をビリビリと伝わってくる。
羽実果「私はあんたを許さない!!」
狐優紀「母上までもを…」
銀「許さない?あれは私の主じゃない、ただのゴミクズだ」
こいつ黙って聞いてりゃふざけたこと抜かしやがって。
狐優紀「ゴミクズ…な、それは妾の母上への侮辱と捉えて構わぬな」
ト「ヒッ!?」
いつもの二人の影は最早見る影もない。
逆鱗に触れるとはこの事なのだろうか。
羽実果「はぁあああ!!」
狐優紀「せいやぁっ!!」
銀「うぐあああああ!!」
二人に蹴り飛ばされ勢いよく後ろに吹っ飛ぶ銀。
全く隙を見せない二人になす術なく地面に叩きつけられる。
羽実果「水の礫!!」
銀「あぁああああ!!」
嘘だろ、地面陥没したんだけど。
どんだけだよ。
ト「やった!!」
十「すごいッス!!」
振り返ったふたりはにっこり笑うとこちらに向かって歩き出した。
少し元気がないように見えるのはきっと気のせいではないだろう。
誰だって目の前で親が消えたら悲しいし、苦しいもんだ。
チ「頑張ったね二人共」
羽実果「うん、ありがとチョロ松」
お「お前が元気ないとなんか調子狂う!!」
羽実果「はぁっ!?何だそれっ!?凹むなっての!?無茶!!」
カ「いや、羽実果はヘラヘラしてた方が羽実果らしいぞ?」
羽実果「どういう意味それ……」
うん、いつもの羽実果だ。
ちょっと無理やり治したけど。
天藍「狐優紀様…」
狐優紀「心配いらぬ、妾は平気じゃ」
こっちはダメだなこりゃ。
一「いや、平気じゃないでしょ」
ト「泣きたい時くらい泣いていいんじゃない?」
狐優紀「ちょっと待て、誰も泣きたいとは言ってない!!」
十「顔に書いてあるっす」
狐優紀「まじか」←
こいつは……凹みすぎて自分の感情わかってねえの?
それともただのアホ?
どっちにしてもいつもの狐優紀ではない。
あ〜なんか調子狂うな。
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うん、意☆味☆不☆明
グダってます、すみません。
文才が欲しいぃぃ!!
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作者名:スノーローズ | 作成日時:2017年7月16日 20時